田中希実選手は、日本の陸上競技選手であり、中距離走・長距離走を専門としています。
女子1000m、1500m、および3000mの日本記録保持者として名を馳せ、またU20世界選手権3000メートル競走で金メダルを獲得したことも記憶に新しいです。
2021年の東京オリンピックでは1500mと5000mの両方で日本代表として活躍しました。
今回は田中希実選手がどのような人物なのか深堀していきたいと思います。
ぜひ、最後までご覧ください!
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田中希実の出身高校や大学は?
陸上長距離界の新星、田中希実選手の出身高校は、兵庫県立西脇工業高等学校です。(※以後、田中選手と記載)
全国的な強豪校として知られるこの学校で、田中選手は情報・繊維学科に在籍し、陸上部の一員として全国大会で優秀な成績を収めるなど、その才能を見せていました。
また、彼女は陸上だけでなく、勉強も頑張るという姿勢を持っていて、成績も優秀だったようです。
高校卒業後、田中選手は同志社大学スポーツ健康科学部に進学しました。
陸上のスポーツ推薦ではなく、一般受験での進学で、同大学の自由な校風に惹かれたと言われています。
大学在学中、彼女は豊田自動織機TCからサポートを受けながら陸上を続け、一方で、幅広い知識を学び、競技に生かすことを目指しました。
彼女の目標は、800mから5,000mまで走ることができるマルチランナーであり、その姿勢は学業にも反映されているようです。
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田中希実の経歴は?
田中選手の競技経歴について見ていきたいと思います。
彼女の陸上競技の経歴は、高校時代に全国的な強豪校として知られる兵庫県立西脇工業高等学校の陸上部で活動していたことから始まります。
彼女は高校1年生だった2015年に「第70回国民体育大会」の1,500mで優勝し、翌年の同大会の少年A3,000mでは2位となります。
そして、高校3年生だった2017年には同大会で少年A3,000mで優勝を果たしました。
さらに、全国高校駅伝にも3年連続で出場し、2018年の全国女子駅伝では1区を走って兵庫県の優勝に大きく貢献しています。
また、「全国高等学校総合体育大会」でも3年連続で入賞し、高校3年時には1,500mと3,000mで準優勝の成績を収めました。
大学進学後も、その才能は衰えることなく、大学1年生だった2018年には「U20世界選手権」で3,000mの部門で優勝するという快挙を成し遂げます。
2019年には世界選手権5,000mで14位という結果を残し、その後も多くの大会で好成績を収め続けました。
特筆すべきは2020年の「ホクレンディスタンスチャレンジ2020」で、女子3,000mの部門において、18年ぶりに日本記録を更新したことです。
【#ホクレンディスタンスチャレンジ】
女子3000mは田中希実(豊田自動織機TC)が日本新記録! フィニッシュタイマーが8分41秒33(速報)で止まり、福士加代子(ワコール)が2002年に出した8分44秒40の日本記録を18年ぶりに更新しました。ラスト400mを63秒ほどで走り、快記録を生みました。— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) July 8, 2020
この記録により、田中選手は陸上長距離界の新星として一躍その名を広めることとなりました。
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田中希実の妹や父母など家族構成は?
田中選手の家族構成は、父親の田中健智さん、母親の田中千洋さん、そして妹の希空さんから成り立っています。
父の田中健智さんはかつて実業団選手として活躍し、特に3000m障害で知られています。
現役時代は川崎重工に所属し、1993年の第47回福岡国際マラソンでは2時間23分2秒(45位)の成績を収めました。
現在は、田中選手のコーチ兼マネージャーを務めています。
また、2006年に「アレックス」という組織を設立し、ランニングイベントの企画・運営やランニング教室の開催などを通じて、走ることの楽しさを伝える活動を行っています。
母の田中千洋さんは市民ランナーとして、非常に強いランナーです。
高校時代には駅伝選手として活躍し、1997年・2003年の北海道マラソンでは優勝を果たしています。
田中希実選手のお母さん田中千洋さんが北海道マラソン優勝時の画像
1997年(小倉千洋時代)と2003年(希実選手出産から4年後)です pic.twitter.com/BNTurTKTtI— 典ガード0596@46歳 (@norigard0596) July 24, 2022
出産後も、2002年の名古屋国際マラソンで4位入賞を果たし、その後も数々のマラソン大会で活躍しました。
千洋さんは旦那さんの健智さんからマラソンの指導を受け、結果を残しています。
そして、田中希実さんには妹の希空さんもいます。
選抜女子駅伝北九州大会(2023.1.22)
高校の部
4区(3.8km)
田中希空(西脇工)13’09”
田中希実さんの妹さんなんですね。
言われてみれば、腕振りの角度とか腿の上げ具合とか似てる気がします。#選抜女子駅伝北九州大会 pic.twitter.com/lcRi4qUuO8— キャプテン (@cap_tain_tv) January 25, 2023
彼女もまた走りが得意な中長距離のランナーです。
田中選手と同じ西脇工業出身で、現在は京都光華女子大学陸上部に所属している1年生です。
一家はまさに長距離ランナー一家と言えますね。
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田中希実の身長や年齢などwiki風プロフィール
最後に、田中選手のプロフィールをまとめています。
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- フルネーム: 田中希実(たなか のぞみ)
- 愛称: のぞみ、のん
- 生年月日: 1999年9月4日(現在23歳)
- 出身地: 兵庫県小野市大島町
- 身長: 153cm
- 体重: 41kg
- コーチ: 田中健智(父)
- 国籍: 日本
- 競技: 陸上競技
- 種目: 中距離走・長距離走
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まとめ
今回は田中希実選手についてご紹介しました。
田中選手は豊田自動織機TC所属の陸上競技選手でしたが、今年3月いっぱいで同所属先を退社されています。
父の田中健智さんは元実業団選手、母の田中千洋さんは強豪市民ランナーで、妹の希空さんも陸上選手という走りが得意な家族で、田中選手は陸上経験者である両親から大きな影響を受け、それぞれが彼女のコーチとサポート役を務めてきました。
一家全員がランナーという「ランニングファミリー」で育った田中希実さんの活躍に世界中が注目しています。
これからも田中希実選手の活躍に期待したいですね
最後までご覧いただき、ありがとうございました。