いよいよ春の高校バレーのシーズンに突入しますね!
「春」とは言ってもまだまだ寒いのですが、2022年1月5日(水)から高校バレーボールの日本一を決める戦い「第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会」が始まります。
将来の日本のバレーボール界を担う逸材も出てくるかもしれませんし、目が離せませんよ!
まずは男子から見ていきたいと思います。
そこで、「春高バレー2022男子の優勝候補の予想と出場校一覧や注目選手を紹介!」と題して情報をお伝えしていきますので、最後までゆっくりとご覧ください。
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春高バレー2022の試合日程は?
まずは、春高バレーの概要から見ていきましょう!
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【大会名】
〈ジャパネット杯〉春の高校バレー
「第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会」
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【会場】
東京体育館(渋谷区千駄ヶ谷)
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【開催期間】
2022年1月5日(水)〜9日(日)
- 〈競技日程〉
- 1月5日(水):男女1回戦(5面・40試合)※開会式は行いません。
- 1月6日(木):男女2回戦(5面・32試合)
- 1月7日(金):男女3回戦、準々決勝戦(4面・24試合)
- 1月8日(土):男女準決勝戦(特設1面・4試合)
- 1月9日(日):男女決勝戦・閉会式(特設1面・2試合)
※無観客で開催されます。
〈春高バレー2022男子・組み合わせ〉
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春高バレー2022男子の出場校一覧
春の高校バレー2022に出場する男子チームですが、52校あります。
北海道地区
- 東海大札幌(3年ぶり47回目)
- 札幌藻岩(3年ぶり4回目)
東北地区
- 青森:弘前工(2年連続42回目)
- 岩手:一関修紅(3年ぶり13回目)
- 秋田:雄物川(27年連続27回目)
- 山形:山形中央(3年ぶり19回目)
- 宮城:仙台商(2年連続8回目)
- 福島:郡山北工(5年ぶり10回目)
関東地区
- 茨城:霞ヶ浦(5年ぶり13回目)
- 栃木:足利大附(3年連続41回目)
- 群馬:明和県央(6年ぶり2回目)
- 埼玉:埼玉栄(2年ぶり10回目)
- 東京:①駿台学園(12年連続14回目)/②東亜学園(17年連続38回目)/③東海大菅生(24年ぶり3回目)
- 千葉:習志野(15年連続38回目)
- 神奈川:①川崎橘(2年ぶり19回目)/②東海大相模(2年連続5回目)
- 山梨:日本航空(20年連続20回目)
北信越地区
- 長野:岡谷工(15年ぶり30回目)
- 新潟:東京学館新潟(2年連続14回目)
- 富山:高岡第一(2年ぶり20回目)
- 石川:石川県工(2年連続30回目)
- 福井:福井工大福井(4年連続45回目)
東海地区
- 静岡:清水桜が丘(2年ぶり2回目)
- 愛知:星城(2年連続16回目)
- 岐阜:県岐阜商(11年連続18回目)
- 三重:松阪工(7年連続39回目)
近畿地区
- 滋賀:近江(19年連続37回目)
- 和歌山:開智(27年連続27回目)
- 奈良:天理(4年連続9回目)
- 京都:東山(3年連続14回目)
- 大阪:①清風(7年連続29回目)/②大阪産大附(初出場)
- 兵庫:市立尼崎(23年連続34回目)
中国地区
- 岡山:玉野光南(2年連続14回目)
- 広島:崇徳(8年連続48回目)
- 鳥取:鳥取中央育英(5年連続5回目)
- 島根:松江工(7年ぶり20回目)
- 山口:高川学園(7年連続10回目)
四国地区
- 香川:高松工芸(2年連続23回目)
- 徳島:城東(2年連続7回目)
- 愛媛:松山工(2年連続27回目)
- 高知:高知(6年連続21回目)
九州地区
- 福岡:東福岡(11年連続13回目)
- 佐賀:佐賀学園(4年連続7回目)
- 長崎:鎮西学院(初出場)
- 熊本:鎮西(13年連続34回目)
- 大分:大分工(6年ぶり30回目)
- 宮崎:日南振徳(初出場)
- 鹿児島:川内商工(4年ぶり2回目)
- 沖縄:美里工(2年連続13回目)
以上出場52校の一覧です。
- 東京都:3校
- 北海道、神奈川県、大阪府:2校
※初出場校:大阪産大附/日南振徳
やはり、常連校が圧倒的に多いですよね!
その中で初出場校がどう絡んでくるか楽しみです。
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春高バレー2022男子の優勝候補は?
昨年の春高バレーは、京都の東山高校が圧倒的な強さで優勝候補の筆頭でしたが、まさかの途中棄権となり、東福岡高校の優勝で幕を閉じた大会となりました。
そして、2022年度は、やや混戦と言われています。
ですが、やはり中心となるのは、京都の東山高校と言えるのではないでしょうか?
2020年の春高バレーで初優勝を果たし、2021年は連覇をかけていましたが、3回戦で無念の途中棄権となっていたので、今年は再び優勝を狙ってくるでしょうね。
さらに、夏のインターハイで優勝した鎮西高校や昨年・一昨年と春高バレーの決勝で敗れている駿台学園高校、そして、昨年の春高バレー優勝校である東福岡高校は、その時のメンバーが多数残っていますので、中心となるのはこれらの高校と予想されます。
また、それに続くのが、ここ数年準決勝で敗れてベスト4となっている清風高校となりそうです。
【追記1/9】
春高バレー2022男子の優勝は「日本航空」でした!
【第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(#春高バレー)】
第74回大会の男子王者に輝いたのは…🏆
\\\#日本航空(山梨)///
優勝おめでとうごさいます㊗️🎊👏🏻#春高#春高バレー#高校バレー pic.twitter.com/fArD74WSi3
— 月刊バレーボール【公式】 (@getsu_vb) January 9, 2022
この大会は「初優勝」とのことですが、関東大会を制していましたし、夏のインターハイの覇者「鎮西」を破っての勝利は、実力が確かだったということでしょうね。
男子のMVPは、日本航空の前嶋悠仁選手が獲得しています。
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春高バレー2022男子の注目の選手は?
2022年の春高バレー男子で注目選手は、
- 山元 快太 (仙台商)
- 高橋 慶帆(習志野)
- 麻野 堅斗(東山)
- 花村 知哉(東山)
- 畑 虎太郎 (福井工大附福井)
- 木内 甫(開智)
- 前田 凌吾(清風)
- 牧 大晃 (高松工芸)
- 川野 史童(東福岡)
- 渡邊 秀真(駿台学園)
- 舛本 颯真(鎮西)
- 甲斐 優斗(日南振徳)
の12人を挙げておきます。
下記でそれぞれ簡単にご紹介しておきますね。
山元 快太(仙台商)
- 学年:3年生
- 身長:192cm
- 最高到達点:352cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 出身中学:将監東中
仙台商の主将として、宮城県代表決定戦の決勝では、チーム最多の37得点を挙げ、相手を圧倒していました。
中学時代は、全中選抜にも選ばれていて、中学時代から世界を相手にプレーするなど、実績は豊富な選手。
また、U-18日本代表候補にも選出されていて将来が楽しみな選手です。
今大会では、「最高到達点360cmを目指す」と気合も十分です!
高橋 慶帆(習志野)
- 学年:3年生
- 身長:193cm
- 最高到達点:350cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 出身中学:海上中
小学2年から中学1年まではサッカー選手として活躍していましたが、ケガでチームを退団。
中学2年の春からバレーを始めると、持ち前の跳躍力を買われ、バレーの強豪校である習志野高校の石田監督からの勧誘を受け、入学。2年生からレギュラーとして活躍していて、注目の選手。
高校1年生時にはU18/19の日本代表候補にも選ばれています。
また、様々なスポーツでハーフの選手の活躍が目立ちますが、高橋選手も父がイラン人、母が日本人のハーフ。
将来が楽しみな選手です!
麻野 堅斗(東山)
- 学年:2年生
- 身長:206cm
- 最高到達点:345cm
- ポジション:ミドルブロッカー
- 出身中学:昇陽中(大阪)
206cmを誇る長身サウスポーの選手です!
ブロックの高さにも注目ですね。
また、「いつも通りを心掛けて、日本一を取ることが目標」と今大会は昨年達成できなかった優勝を目指します。
花村 知哉(東山)
- 学年:1年生
- 身長:179cm
- 最高到達点:322cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 出身中学:雄新中
昨年まで東山高校のエースだった花村和哉選手(順天堂大)の弟で、エース候補として活躍が期待されます!
畑 虎太郎(福井工大附福井)
- 学年:3年生
- 身長:188cm
- 最高到達点:341cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 出身中学:越前中
小学生時代から仙台商の山元快太選手と切磋琢磨してきた選手で、1年生から全国大会を経験してきています。
エースかつキャプテンとしてチームを引っ張ります。
木内 甫(開智)
- 学年:3年生
- 身長:181cm
- 最高到達点:330cm
- ポジション:オポジット・アウトサイドヒッター
- 出身中学:荒川中
昨年のインターハイ予選の近畿大会では、チームを3大会ぶりの優勝へと導いたサウスポーエース。
威力のあるサーブにも注目!
前田 凌吾(清風)
- 学年:3年生
- 身長:178cm
- 最高到達点:315cm
- ポジション:セッター
- 出身中学:蹉躓中
昨年、一昨年の春高で2年連続ベスト4へとチームを導いた世代No.1と言われているセッター。
抜群のハンドリング能力を活かし、難しい体勢からでも速く正確なトスワークを武器に優勝を目指す。
牧 大晃(高松工芸)
- 学年:3年生
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 身長:210cm
- 最高到達点:350cm
前回大会でベスト8入りした高松工芸高のエース。
昨夏には日本代表合宿に参加。
そして、牧君の特徴はなんといってもその身長ではないでしょうか?
14歳当時で既に206cmあったそうで、体育会TVにも出演していました。
今年の活躍が楽しみな選手と言えそうです!
川野 史童(東福岡)
- 学年:2年生
- 身長:199cm
- 最高到達点:335cm
- ポジション:オポジット・ミドルブロッカー
- 出身中学:木花中
1年生からレギュラーとして活躍している選手で、前回大会ではスタメンとして優勝に貢献しました。
昨年のインターハイでは、エースとしてチームをベスト4に導いています。
渡邊 秀真(駿台学園)
- 学年:3年生
- 身長:180cm
- 最高到達点:332cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 出身中学:駿台学園中
昨年の春高決勝では、前衛後衛問わずにスパイクを決め、チーム最多得点をマークしていました。
駿台学園は、2年連続で準優勝となっていて、今年悲願の優勝なるか大注目ですね!
舛本 颯真(鎮西)
- 学年:2年生
- 身長:182cm
- 最高到達点:335cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 出身中学:龍田中
昨年のインターハイ決勝では、49得点を挙げ、チームを優勝に導いた2年生エース。
春高で4年ぶりの優勝を目指します!
甲斐 優斗(日南振徳)
- 学年:3年生
- 身長:200cm
- 最高到達点:342cm
- ポジション:ミドルブロッカー
- 出身中学:延岡南中
日南振徳高のエースアタッカーで、長身を生かしたブロックと、高い打点からのスパイクにも注目!
春高バレーには初出場となりますが、どんな試合を見せてくれるか楽しみですね。
昨年のインターハイにも出場していて、決勝トーナメントまで進出しています。
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まとめ
今回は、「春の高校バレー2022男子の優勝候補の予想と出場校一覧や有力選手を紹介!」と題して情報をお伝えしてきました。
昨年、圧倒的な強さを見せながらも3回戦で無念の棄権となった東山高校が2年ぶりの優勝となるのか、2年連続で準優勝となっている駿台学園高校が悲願の優勝となるのか、そして昨年優勝の東福岡高校が連覇となるのか・・・
その他の高校も実力者揃いで侮れませんし、どんな結果となるのか楽しみな大会となりそうです!
是非、参考にして頂けると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。