東京パラリンピックの陸上女子マラソン(視覚障害T11・12)に出場している道下美里選手。
前回のリオ大会では銀メダルを獲得していて、今大会では金メダル候補として注目されています!
そこで、今回は道下美里選手の生い立ちや経歴、そして両親や夫(旦那)など家族構成も紹介していきます。
では、早速見ていきましょう!
【追記】
見事に金メダル獲得となりました!
道下美里のプロフィールや経歴
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まずは道下選手のプロフィールと経歴から見ていきます。
- 名前:道下 美里(みちした みさと)
- 生年月日:1997年1月19日
- 年齢:44歳(2021年9月現在)
- 出身地:山口県下関市
- 身長:144cm
- 所属先:三井住友海上
- 障がい:T12(視覚障がい)
道下選手は、小学4年生の時に角膜の病気「膠様滴状(こうようてきじょう)角膜ジストロフィー」を患い、中学2年生の頃には右目の視力を失ってしまいます。
当時は、左目はまだ見えていたそうですが、20代半ばになると左目の視力も徐々に失っていきました。
両目の視力を失うということは、本当に辛かったと思います。
そのため、家に引きこもりがちになっていたそうですが、「このままではいけない」と、ジョギングをするようになったのがマラソン選手としてのきっかけとなっています。
このジョギングも引きこもりがちになっていたこともあって体重が増え、ダイエットの為に始めたんだそうですよ。
道下美里の生い立ちや家族構成(両親・姉妹・夫)
とても笑顔が素敵な道下選手ですが、その生い立ちや家族構成を見ていきましょう。
道下選手のご実家は、本屋を経営されていました。
(※書店は道下選手が29歳の時に閉店)
- 父親:中野哲男さん
- 母親:中野千代子さん
- 姉:貴代美さん
ご両親とお姉さんがいらっしゃいます。
幼い頃の道下選手は、性格は大人しく、運動もあまり得意ではなかったそうです。
そして、小学4年生で角膜の病気を患い、中学2年生で右目の視力を失い、左目の視力も徐々に低下していきますが高校、短大へと進学します。
短大を卒業後は実家に戻り、調理師免許を取って「レストランを開く」という目標に向かって、調理師免許を取得します。
しかし、この頃から左目の視力も更に低下し、25歳になる頃には視力が0.01以下となり、ほとんど見えなくなってしまいました。
「レストランを開く」という目標も断念せざるを得なくなり、本当に辛かったでしょう。
ですが、その後、26歳で山口県にある盲学校に入学。
ジョギングも始めると徐々に夢中になっていきます。
その理由は「練習したぶんだけ記録が伸びる」ということ。
走れば走るだけ、結果に直結することが楽しかったそうですよ!
競技者としてのデビューは、2006年の29歳のとき。
「ジャパン・パラリンピック」の800mと1500mに出場し、両レースで優勝します。
それをきっかけに、中距離ランナーとして地元の大会にも出場するようになり、結果を残していきますが、タイムが思ったように伸びず、2008年の31歳でマラソンに転向することになりました。
また、道下選手は、2009年11月に結婚しています。
夫(旦那)の名前は、道下孝幸(みちした たかゆき)さん。
年齢は、1つ年上の45歳(2021年9月現在)です。
仕事は、「一級建築士」だそうですよ。
道下美里の主な成績
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道下選手のマラソンでの主な成績を見ていきます。
- 2014年:IPCマラソンワールドカップ(ロンドン)2位 (3時間9分40秒)
- 2014年:防府読売マラソン 優勝(2時間59分21秒)※世界新記録を樹立
- 2015年:IPCマラソン世界選手権(ロンドン)3位 (3時間3分26秒)
- 2015年:防府読売マラソン(IPCの部)優勝(2時間59分32秒)
- 2016年:別府大分毎日マラソン視覚障がいの部 優勝(3時間3分42秒)
- 2016年:リオデジャネイロパラリンピック 銀メダル(3時間6分52秒)
- 2017年:防府読売マラソン 優勝(2時間56分14秒)※世界記録更新
- 2019年:別府大分毎日マラソン 優勝(3時間07分34秒)
- 2020年:別府大分毎日マラソン 優勝(2時間54分22秒)※世界記録更新
40代になっても、世界記録を更新し続けていることは本当に凄いことですよね。
まとめ
今回は、東京パラリンピックの陸上女子マラソン(視覚障害T11・12)に出場している道下美里選手について、生い立ちや経歴、そして両親や夫(旦那)など家族構成も紹介してきました。
マラソンを始めたきっかけは、ダイエットのためだった道下選手。
そこから走る楽しさを知り、マラソンに転向後は世界記録を走るたびに更新します。
本当に素晴らしいですよね!
東京パラリンピックでは、見事に金メダル獲得し、前回のリオ大会での雪辱を果たしています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。