『世界陸上2022』がいよいよ来月に迫ってきましたね!
「世界陸上=世界陸上選手権大会」は、これまで奇数年の8~9月に9~10日間開催されてきました。
前回大会が2019年でしたので、本来なら2021年に開催される予定でした。
しかし、社会情勢の悪化の影響で、東京オリンピックが2021年7月に延期されたことを受け、世界陸上も2021年から2022年へと延期されたんです。
そこで今回は、「世界陸上2022はいつからで競技種目や日程は?日本人出場選手一覧も紹介!」と題して情報をお伝えしていきますので、最後までゆっくりとご覧くださいね。
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世界陸上2022はいつから?日程は?
Dates confirmed for World Athletics Championships Oregon 2022.
15-24 July 2022
— World Athletics (@WorldAthletics) April 8, 2020
『世界陸上2022』の日程に関してですが、
現地時間:2022年7月15日(金)~7月24日(日)
➡日本時間:2022年7月16日(土)~7月25日(月)
となっています。
本来であれば、2021年8月6日から15日まで開催される予定となっていました。
しかし、最初にも触れたように、東京オリンピックの開催が1年延期されたことを受け、世界陸上も1年先延ばしとなった訳ですね。
また、次開催も既に決定していて、その時期は2023年8月19日から27日まで開催される予定となっていますので、2年連続開催となります。
ちなみに、2年連続開催となれば「史上初」とのことですが、選手たちにとっては調整も大変かもしれません・・・。
しかし、陸上ファンからすれば、2年連続で一流選手の競技を見ることが出来るので、これほど嬉しいことはありませんね。
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世界陸上2022の開催地は?
今大会の開催地ですが、北アメリカの西海岸に位置しているアメリカで33番目の州である
オレゴン州ユージーン
での開催となります。
競技に関しては、オレゴン大学の敷地内(ヘイワード・フィールド)で行われます。
ちなみに、ユージーンの気候を見てみると、
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
過去最高気温(℃) | 21 | 26 | 27 | 32 | 35 | 39 | 41 | 42 | 39 | 34 | 24 | 20 |
平均最大気温(℃) | 15.2 | 17.1 | 20.4 | 24.6 | 28.9 | 32.1 | 36.1 | 36.1 | 33.3 | 26.1 | 18 | 14.9 |
平均最高気温(℃) | 8.4 | 10.6 | 13.4 | 16 | 19.4 | 22.9 | 27.9 | 28.2 | 24.9 | 17.9 | 11.2 | 7.6 |
平均最低気温(℃) | 1.2 | 1.6 | 2.8 | 4.2 | 6.4 | 8.7 | 10.8 | 10.6 | 8.3 | 5.1 | 3.1 | 1 |
平均最小気温(℃) | -5.2 | -4.8 | -1.8 | -0.4 | 1.2 | 3.7 | 6.4 | 6.1 | 3.1 | -1.5 | -3.5 | -5.8 |
過去最低気温(℃) | -20 | -19 | -8 | -4 | -2 | 0 | 4 | 2 | -1 | -8 | -11 | -23 |
降水量(mm) | 174 | 138 | 127 | 85 | 70 | 38 | 14 | 15 | 33 | 83 | 196 | 199 |
降水日数(日) | 17.9 | 14.9 | 17.7 | 14.5 | 11.7 | 7.9 | 3.1 | 3.2 | 5.4 | 11.4 | 17.9 | 17.9 |
降雪量(cm) | 2 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 |
降雪日数(日) | 0.7 | 1.2 | 0.1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.1 | 0.9 |
(※出典:Wikipedia)
開催予定とされている7月を見ると、平均最高気温27.9度、平均最低気温10.9度となっていて、日本と比べると過ごしやすい気候かもしれませんね。
降水量も少ないため、湿度も低そうですし、カラッとした良い気候の中で競技が行われる可能性も高そうです。
また、時差は16時間です。
※日本が16時間早く進んでいるので、日本時間から-16時間を引けばユージーンでの時間となります。
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世界陸上2022の競技種目と競技日程(タイムテーブル)一覧
今大会の競技種目と競技日程(タイムテーブル)を一覧でご紹介します。
世界陸上2022競技種目一覧
種目 | 男子/女子 |
---|---|
100m | 男子/女子 |
200m | 男子/女子 |
400m | 男子/女子 |
800m | 男子/女子 |
1500m | 男子/女子 |
5000m | 男子/女子 |
10000m | 男子/女子 |
110mハードル | 男子/女子 |
400mハードル | 男子/女子 |
3000m障害 | 男子/女子 |
4×100mリレー | 男子/女子 |
4×400mリレー | 男子/女子 |
マラソン | 男子/女子 |
20km競歩 | 男子/女子 |
50km競歩 | 男子/女子 |
走高跳 | 男子/女子 |
棒高跳 | 男子/女子 |
走幅跳 | 男子/女子 |
三段跳 | 男子/女子 |
砲丸投 | 男子/女子 |
円盤投 | 男子/女子 |
ハンマー投 | 男子/女子 |
やり投 | 男子/女子 |
十種競技 | 男子 |
七種競技 | 女子 |
4×400mリレー | 男女混合 |
世界陸上2022のタイムテーブル一覧
競技種目(トラック種目、ロード種目)のタイムテーブルの一覧です。
※フィールド種目についても、分かり次第追記していきます。
※日本時間で掲載しています。
7月16日(土)
- 01時05分 予選A組 男子ハンマー投
- 02時10分 予選 男子走高跳
- 02時30分 予選B組 男子ハンマー投
- 03時45分 予選 男女混合4×400mR
- 04時05分 予選A組 女子ハンマー投
- 04時30分 予備予選 男子100m
- 05時10分 決勝 女子20km競歩
- 05時30分 予選B組 女子ハンマー投
- 07時10分 決勝 男子20km競歩
- 09時05分 予選 女子砲丸投
- 09時15分 予選 男子3000m障害
- 09時20分 予選 女子棒高跳
- 10時00分 予選 男子走幅跳
- 10時10分 予選 女子1500m
- 10時50分 予選 男子100m
- 10時55分 予選 男子砲丸投
- 11時50分 決勝 男女混合4×400mR
7月17日(日)
- 02時30分 予選 女子三段跳
- 02時35分 予選 女子3000m障害
- 03時10分 予選 女子走高跳
- 03時25分 予選 男子110mH
- 04時00分 決勝 男子ハンマー投
- 04時20分 決勝 女子10000m
- 05時20分 予選 男子400mH
- 09時10分 予選 女子100m
- 10時00分 準決勝 男子100m
- 10時20分 決勝 男子走幅跳
- 10時25分 決勝 女子砲丸投
- 10時30分 予選 男子 1500m
- 11時05分 準決勝 女子1500m
- 11時50分 決勝 男子100m
- 22時15分 決勝 男子マラソン
7月18日(月)
- 02時35分 女子七種競技(100mH)
- 03時05分 予選 男子400m
- 03時35分 女子七種競技(走高跳)
- 03時35分 決勝 女子ハンマー投
- 04時00分 予選 女子400m
- 05時00分 決勝 男子10000m
- 05時45分 女子七種競技(砲丸投)
- 09時05分 準決勝 男子110mH
- 09時05分 予選A組 男子円盤投
- 09時25分 決勝 女子棒高跳
- 09時33分 準決勝 女子100m
- 10時03分 準決勝 男子100mH
- 10時27分 決勝 男子砲丸投
- 10時30分 予選B組 男子円盤投
- 10時38分 女子七種競技(200m)
- 11時00分 準決勝 男子1500m
- 11時30分 決勝 男子110mH
- 11時50分 決勝 女子100m
- 22時15分 決勝 女子マラソン
7月19日(火)
- 01時35分 女子七種競技(走幅跳)
- 02時55分 女子七種競技(やり投A組)
- 04時05分 女子七種競技(やり投B組)
- 09時05分 予選 男子 200m
- 09時10分 予選A組 女子円盤投
- 09時45分 決勝 男子走高跳
- 10時00分 予選 女子200m
- 10時20分 決勝 女子三段跳
- 10時35分 予選B組 女子円盤投
- 10時55分 女子七種競技(800m)
- 11時20分 決勝 男子3000m障害
- 11時50分 決勝 女子1500m
7月20日(水)
- 09時15分 予選 女子400mH
- 09時40分 決勝 女子走高跳
- 10時05分 準決勝 女子200m
- 10時33分 決勝 男子円盤投
- 10時50分 準決勝 男子200m
- 11時30分 準決勝 男子1500m
- 11時50分 決勝 男子400mH
7月21日(木)
- 07時20分 予選A組 女子やり投
- 08時25分 予選 女子5000m
- 08時50分 予選B組 女子やり投
- 09時20分 予選 男子800m
- 10時15分 準決勝 女子400mH
- 10時30分 決勝 女子円盤投
- 10時45分 準決勝 女子400m
- 11時15分 準決勝 男子400m
- 11時45分 決勝 女子3000m障害
7月22日(金)
- 09時05分 予選A組 男子やり投
- 09時10分 予選 女子800m
- 10時10分 予選 男子5000m
- 10時20分 予選 男子三段跳
- 10時35分 予選B組 男子やり投
- 11時00分 準決勝 男子800m
- 11時35分 決勝 女子200m
- 11時50分 決勝 男子200m
- 22時15分 決勝 女子 35km競歩
7月23日(土)
- 09時05分 予選 男子棒高跳
- 09時40分 予選 女子4×100mR
- 10時05分 予選 男子4×100mR
- 10時20分 決勝 女子やり投
- 10時35分 準決勝 女子800m
- 11時15分 決勝 女子400m
- 11時35分 決勝 男子400m
- 11時50分 決勝 女子400mH
7月24日(日)
- 01時50分 男子十種競技(100m)
02時40分 男子十種競技(走幅跳) - 03時20分 予選 女子100mH
- 04時00分 予選 女子走幅跳
- 04時10分 男子十種競技(砲丸投)
- 08時10分 男子十種競技(走高跳)
- 09時10分 予選 女子4×400mR
- 09時40分 予選 男子4×400mR
- 10時00分 決勝 男子三段跳
- 10時10分 決勝 男子800m
- 10時25分 決勝 女子5000m
- 10時35分 決勝 男子やり投
- 10時55分 男子十種競技(400m)
- 11時30分 決勝 女子4×100mR
- 11時50分 決勝 男子4×100mR
- 22時15分 男子 35km競歩
7月25日(月)
- 01時35分 男子十種競技(110mH)
- 02時30分 男子十種競技(円盤投A組)
- 03時40分 男子十種競技(円盤投B組)
- 04時15分 男子十種競技(棒高跳A組)
- 05時15分 男子十種競技(棒高跳B組)
- 09時05分 準決勝 女子100mH
- 09時05分 男子十種競技(やり投A組)
- 09時25分 決勝 男子棒高跳
- 09時50分 決勝 女子走幅跳
- 10時05分 決勝 男子5000m
- 10時10分 男子十種競技(やり投B組)
- 10時35分 決勝 女子800m
- 11時00分 決勝 女子100mH
- 11時20分 男子十種競技(1500m)
- 11時35分 決勝 男子4×400mR
- 11時50分 決勝 女子4×400mR
タイムテーブルを見てみると、人気種目の男子100mは初日から行われるんですね!
男女のマラソンも前半に組まれています。
競技は分単位で行われていきますので、目が離せませんね!
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世界陸上2022の日本代表選手一覧と注目選手
今大会に出場する日本人選手一覧です。※敬称略
決まり次第、追記していきます。
男子
- 100m サニブラウン・A・ハキーム(タンブルウィードTC)、坂井 隆一郎(大阪ガス)
- 200m 上山 紘輝(住友電工)、
小池 祐貴(住友電工) - 400m 佐藤 風雅(那須環境技術センター)、川端 魁人(中京大クラブ)、ウォルシュ・ジュリアン(富士通)
- 5000m 遠藤 日向(住友電工)
- 10000m 田澤 廉(駒大)
- 110mH 泉谷 駿介(住友電工)、村武 ラシッド(順天堂大学)、石川 周平(富士通)
- 400mH 黒川 和樹(法政大学)
- 3000mSC 三浦 龍司(順天堂大学)、青木 涼真(Honda)、山口 浩勢(愛三工業)
- マラソン
鈴木 健吾(富士通)、星 岳(コニカミノルタ)、西山 雄介(トヨタ自動車) - 20km競歩 山西 利和(愛知製鋼)、高橋 英輝(富士通)、池田 向希(旭化成)、住所 大翔(順天堂大学)
- 35km競歩 川野 将虎(旭化成)、松永 大介(富士通)、野田 明宏(自衛隊体育学校)
- 走高跳 真野 友博(九電工)、赤松 諒一(アワーズ)
- 棒高跳 山本 聖途(トヨタ自動車)
- 走幅跳 橋岡 優輝(富士通)、山川 夏輝(佐賀県スポ協)
- やり投 ディーン 元気(ミズノ)、小椋 健司(栃木県スポ協)
- 4×100mR 栁田 大輝(東洋大)、鈴木 涼太(スズキ)
- 4×400mR 中島 佑気ジョセフ(東洋大)、岩崎 立来(大体大)、河内 光起(大阪ガス)
日本人選手が出場する種目で注目は、まずは
男子4×100mR!
ドーハ大会では、1走・多田修平選手➡2走・白石黄良々選手➡3走・桐生祥秀選手➡4走・サニブラウン選手で銅メダルを獲得しています。
今回のオレゴン大会のメンバーを見てみると、
- サニブラウン選手
- 坂井隆一郎選手
小池祐貴選手(欠場)- 上山紘輝選手
- 柳田大貴選手
- 鈴木涼太選手
の6人となっています。
メンバーがガラリと変わって新チームとなりますし、楽しみですね!
また、20km競歩の山西利和選手は前回のドーハ大会の金メダリストですので、連覇なるか注目ですね!
さらに、走り幅跳びでドーハ大会8位、東京オリンピックで6位だった橋岡優輝選手にもメダルの期待がかかります。
女子
- 1500m 田中 希実(豊田自動織機)、卜部 蘭(積水化学)
- 5000m 田中 希実(豊田自動織機)、廣中 瑠梨佳(JP日本郵政G)、萩谷 楓(エディオン)
- 10000m 廣中璃梨佳(日本郵政グループ)、五島莉乃(資生堂)、
小林成美(名城大)※派遣見送り - 100mH 福部 真子(日本建設工業)、青木 益未(七十七銀行)
- 3000mSC 山中 柚乃(愛媛銀行)
- マラソン
一山 麻緒(ワコール)、松田 瑞生(ダイハツ)、新谷 仁美(積水化学) - 20km競歩 藤井 菜々子(エディオン)、岡田 久美子(富士通)
- 35km競歩 園田 世玲奈(NTN)
- 走幅跳 秦澄 美鈴(シバタ工業)
- やり投 北口 榛花(JAL)、上田 百寧(ゼンリン)、武本 紗栄(佐賀県スポ協)
- 4×100mR 君嶋 愛梨沙(土木管理総合)、兒玉 芽生(ミズノ)、御家瀬 緑(住友電工)、青山 華依(甲南大)
- 混合4×400mR 松本 奈菜子(東邦銀行)、小林 茉由(J.VIC)、久保山晴菜(今村病院)
女子で注目は、ドーハ大会の20km競歩で6位だった岡田久美子選手、そして7位だった藤井菜々子選手が今大会も揃って出場します!さらに上を目指して頑張って欲しいですね。
そして注目は、女子1000m、女子1500m、女子3000mの日本記録保持者である田中希実選手でしょう!
東京オリンピックでは1500m、5000mの日本代表として出場し、1500mで同種目日本人初となる8位入賞。
今回の世界陸上オレゴン大会でも是非注目してもらいたい選手です!
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まとめ
今回は、「世界陸上2022はいつからで競技種目や日程は?日本人出場選手一覧も紹介!」と題してお伝えしてきました。
【世界陸上2022】
- 日程:2022年7月15日(金)~7月25日(日)※日本時間:2022年7月16日(土)~7月25日(月)
- 開催地:アメリカ・オハイオ州ユージーン(ヘイワード・フィールド※オレゴン大学敷地内)
※競技種目・タイムテーブル・日本人選手一覧はそれぞれ各項目を参考にして下さい。
2年ごとに行われてきた世界陸上ですが、今大会は東京オリンピックが延期したことを受けて、3年ぶりとなる開催です。
選手たちとってはオリンピックに次ぐ大きな世界大会となりますし、力も入ることでしょうね。
オリンピックで力を出し切れなかった選手たちにとっては挽回するチャンスとなります!
是非、メダルを目指して頑張ってもらいたいですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。