今回ご紹介する第49回衆議院議員総選挙の比例代表の地域は、東北ブロックです。
東北ブロックは、青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県の6県からなり、今回の比例代表の定数は13となっています。
どんな顔ぶれとなるのか、是非参考にして頂ければと思います。
では、早速見ていきましょう。
衆議院議員総選挙2021東北ブロック比例代表政党一覧
東北ブロックの比例代表の政党は以下の通りとなっています。
- 日本共産党
- 自民党
- 公明党
- 国民民主党
- 立憲民主党
ご覧のように、5政党です。
それぞれの立候補予定者の顔ぶれを順に見ていきたいと思います!
衆議院議員総選挙2021東北ブロック比例代表日本共産党
日本共産党の立候補者の顔ぶれです。(※現時点で予想されている方々です)
高橋 ちづ子(たかはし ちづこ)※現職
- 年齢:62歳(2021年9月現在)
- 選挙区:比例東北ブロック
- 当選回数:6回
- 在任期間:2003年11月9日~
- 経歴:秋田県能代市生まれ。弘前大学人文学部卒。大学卒業後は、青森市にある私立東奥女子高校に英語教師として勤務。そして、1983年に日本共産党に入党。1999年4月には青森県議会議員に初当選し、その後2003年の第43回衆院選でも初当選を果たす。第44・45回衆院選でも連続当選し、2010年9月には党常任幹部会委員に選出された。さらに、第46・47・48回衆院選でも当選し、6期目。現在は、党常任幹部会委員、党衆院議員団団長、衆院国土交通委員、衆院東日本大震災復興特別委員、党国会議員団国土交通部会長、党障害者の権利委員会責任者などを務めている。
ふなやま 由美(ふなやま ゆみ)※新人
- 年齢:53歳(2021年9月現在)
- 選挙区:比例東北ブロック(小選挙区:宮城4区)
- 当選回数:0回
- 在任期間:なし
- 経歴:宮城県丸森町生まれ。宮城県総合衛生学院公衆衛生看護学科卒。卒業後は、宮城厚生協会で保健師・看護師・ケアマネージャーとして勤務する。2003年に仙台市議会議員に初当選し、4期務め、2017年には第48回衆院選に挑戦するも落選し、今回初当選を目指す。元日本民主青年同盟宮城県委員会副委員長、元宮城県医労連女性部書記長、そして、2020年には日本共産党准中央委員・党宮城県委員会副委員長を務める。
藤本 友里(ふじもと ゆり)※新人
- 年齢:42歳(2021年9月現在)
- 選挙区:比例東北ブロック
- 当選回数:0回
- 在任期間:なし
- 経歴:秋田県大館市生まれ。山梨県都留文大卒。2015年から日本共産党秋田県委員会の常任委員と青年学生対策部長を務める。2017年の第48回衆院選に出馬するも落選し、今回初当選を目指す。
衆議院議員総選挙2021東北ブロック比例代表自民党
自民党の立候補者の顔ぶれです。(※現時点で予想されている方々です)
津島 淳(つしま じゅん)※現職
- 年齢:55歳(2021年9月現在)
- 選挙区:比例東北ブロック(小選挙区:宮城4区)
- 当選回数:3回
- 在任期間:2012年12月16日~
- 経歴:フランスのパリ生まれ。学習院大学文学部卒。大学卒業後は、株式会社関電工に入社し、14年間勤務する。2005年に退社し、衆議院議員だった父の津島雄二氏の秘書となった。2009年の第45回衆院選に青森県第一選挙区から無所属で出馬するも落選。同年、自由民主党青森県第一選挙区支部長就任。第46回衆院選で自由民主党公認で出馬し、初当選を果たす。そして、2015年に第3次安倍改造内閣において国土交通大臣政務官・内閣府大臣政務官に就任するも、翌年に第3次安倍再改造内閣発足に伴い国土交通大臣政務官・内閣府大臣政務官退任している。その後、第47・48回衆院選と連続当選し、3期目。
上杉 謙太郎(うえすぎ けんたろう)※現職
- 年齢:46歳(2021年9月現在)
- 選挙区:比例東北ブロック(小選挙区:福島3区)
- 当選回数:1回
- 在任期間:2017年10月22日~
- 経歴:神奈川県茅ヶ崎市生まれ。早稲田大学社会科学部卒。2004年に株式会社ナガセに入社する。翌年の8月に参議院議員荒井広幸事務所入所し、2007年~2010年7月まで、公設秘書を務める。そして、2011年に株式会社ネモフィラ取締役に就任する。2012年12月には第46回衆議院議員総選挙の比例東北ブロックに新党改革から立候補するも落選。2013年9月にはIT会社役員となった。その後、第47回衆院選で落選するも、第48回衆院選で初当選を果たし、今に至る。
江渡 聡徳(えと あきのり)※現職
- 年齢:65歳(2021年9月現在)
- 選挙区:比例東北ブロック(小選挙区:青森1区)
- 当選回数:7回
- 在任期間:1996年10月21日~2000年6月2日、2003年11月10日~
- 経歴:青森県十和田市生まれ。日本大学法学部卒。日本大学大学院法学研究科修士課程修了。1984年から、父の江渡誠一が設立して当時初代理事長を務めていた社会福祉法人至誠会に勤務し、同法人が運営するあけぼの学園園長等を歴任する(1988年~1996年副理事長、2002年~2004年理事長)。また、1984年~1995年までは光星学院八戸短期大学講師も務めていた。そして、1996年の第41回衆院選で初当選し、第42回は落選するも、第43回で再当選。2004年には、第2次小泉改造内閣で内閣府大臣政務官に任命され、第3次小泉内閣まで務める。さらに、2007年の安倍改造内閣で、防衛副大臣に任命され、福田康夫内閣でも再任された。その後、第45回衆院選でも当選し、同年に自由民主党副幹事長に就任する。2012年の第46回衆院選で当選を果たすと、同年の第2次安倍内閣において、再度防衛副大臣に就任するも、翌年には防衛副大臣を退任し、衆議院安全保障委員長に就任した。そして、2014年の第2次安倍改造内閣で防衛大臣に任命されて初入閣、合わせて国務大臣にも任命された。第47・48回衆院選でも当選しており、7選。現在は、自由民主党青森県支部連合会長、衆議院憲法調査会幹事、衆議院原子力問題調査特別委員会筆頭理事。
亀岡 偉民(かめおか よしたみ)※現職
- 年齢:66歳(2021年9月現在)
- 選挙区:比例東北ブロック(小選挙区:福島1区)
- 当選回数:4回
- 在任期間:2005年9月11日~2009年7月21日、2012年12月16日~
- 経歴:栃木県国分寺町(現・下野市)生まれ。早稲田大学教育学部卒。建設大臣、農林水産大臣を歴任した亀岡高夫は養父。ちなみに、高校時代は、作新学院の野球部の捕手として江川卓氏とバッテリーを組み、甲子園に2度出場していて、オールジャパン高校選抜にも選出されている。大学卒業後は、株式会社熊谷組に入社し、野球部に所属。その後、母校である早稲田大学野球部の助監督も務める。1990年の第39回衆院選から4回に渡り立候補するも落選(第41回衆院選は不出馬)。2005年の第44回衆院選で初当選するも、第45回衆院選は落選。そして、第46回衆院選で再選し、第2次安倍内閣では内閣府大臣政務官に任命される。2014年の第47回衆院選で3選連続当選し、2016年に自由民主党政務調査会文部科学部会長に就任する。さらに、第48回衆院選でも当選し、第4次安倍第2次改造内閣で文部科学副大臣兼内閣府副大臣に就任した。現在は、菅内閣で復興副大臣を務めている。
衆議院議員総選挙2021東北ブロック比例代表公明党
公明党の立候補者の顔ぶれです。(※現時点で予想されている方々です)
庄子 けんいち(しょうじ けんいち)※新人
- 年齢:58歳(2021年9月現在)
- 選挙区:比例東北ブロック
- 当選回数:0回
- 在任期間:なし
- 経歴:宮城県仙台市生まれ。東北学院大学経済学部卒。大学卒業後は、株式会社東弘(広告代理店)へ入社する。17年間勤務し、2002年に退社する。その翌年、宮城県議会議員に初当選。2006年に2期目当選し、環境生活委員会委員長、文教警察委員会委員長を歴任する。2010年に3期目当選、党県本部幹事長に就任。そして、2014年に4期目当選し、党県本部代表に就任、さらに2019年に5期目当選している。現在は、辞職し、衆院選に備えている。
佐々木 雅文(ささき まさふみ)※新人
- 年齢:40歳(2021年9月現在)
- 選挙区:比例東北ブロック
- 当選回数:0回
- 在任期間:なし
- 経歴:愛媛県新居浜市生まれ。東北大学経済学部卒。創価大学法科大学院修了。卒業後は司法試験に3度目で合格し、弁護士となる。党青年局次長、同東北方面本部政策局次長、仙台青年会議所理事を歴任。父は、1999年から5期(20年間)公明党議員。
衆議院議員総選挙2021東北ブロック比例代表国民民主党
国民民主党の立候補者の顔ぶれです。(※現時点で予想されている方々です)
渡部 勝博(わたなべ かつひろ)※新人
- 年齢:61歳(2021年9月現在)
- 選挙区:比例東北ブロック
- 当選回数:0回
- 在任期間:なし
- 経歴:福島県南会津町生まれ。明治大学政治経済学部卒。衆議院議員の渡部恒三氏の秘書を11年間、福島県議会議員を4期、会津乗合自動車株式会社でバスの運転手など5年務めている。
衆議院議員総選挙2021東北ブロック比例代表立憲民主党
立憲民主党の立候補者の顔ぶれです。(※現時点で予想されている方々です)
高畑 紀子(たかはた のりこ)※新人
- 年齢:58歳(2021年9月現在)
- 選挙区:比例東北ブロック(小選挙区:青森2区)
- 当選回数:0回
- 在任期間:なし
- 経歴:専門学校東京スクールオブビジネス卒。2010年にホテルJALシティ八戸総支配、2013年に八戸グランドホテル総支配人、2015年には青森県公安委員会委員長も務める。また、ホテル業の傍ら、研修、セミナー会社を設立。八戸商工会議所女性会副会長、八戸国際交流協会副会長も歴任している。
岡本 あきこ(おかもと あきこ)
- 年齢:57歳(2021年9月現在)
- 選挙区:比例東北ブロック(小選挙区:宮城1区)
- 当選回数:1回
- 在任期間:2017年10月22日~
- 経歴:宮城県岩沼市生まれ。東北大学教育学部卒。大学卒業後は、NTT東日本に就職。そして、1999年の仙台市議会議員選挙に民主党公認で立候補し、初当選。その後は5期連続当選している。2017年7月には、民進党県幹事長に就任。同年の衆院選では、比例復活で初当選を果たす。また、2020年に新「立憲民主党」の宮城県連が発足し、その代表に就任した。
小熊 慎司(おぐま しんじ)
- 年齢:53歳(2021年9月現在)
- 選挙区:比例東北ブロック(小選挙区:福島4区)
- 当選回数:3回
- 在任期間:2012年12月21日~
- 経歴:福島県喜多方市生まれ。専修大学法学部卒。大学在学中から新井将敬衆議院議員の事務所の学生スタッフを務める。卒業後は、新井将敬衆議院議員秘書、そして1993年に斎藤文昭衆議院議員の秘書を務める。そして、1999年に会津若松市議会議員選挙に出馬し、初当選する。2003年には福島県議会議員選挙に出馬して初当選し、2007年にも2期当選。2010年には第22回参議院選挙に初当選。2012年に第46回衆院選で比例復活で初当選すると、第47・48回と連続当選を果たし、3期目。2018年に民進党と希望の党が合流して結党された「国民民主党」に参加し、9月に党役員室長に就任した。
まとめ
今回は、「衆議院議員総選挙2021東北ブロック比例代表立候補者一覧を紹介!」と題して、現時点で予想されている方々の一覧を簡単にご紹介しました。
それぞれの候補者の皆さんは、既に選挙に向けて色々と活動されています。
SNS等で情報も発信されていますし、是非参考にしてみて下さい!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。