JRA騎手課程38期生の卒業式が2022年2月8日に千葉県白井市の競馬学校で行われ、同日、新規騎手免許の合格者も発表されました。
その新規騎手免許を取得した中で、今回ご紹介したい騎手がいます!
小牧太騎手を父に持つ小牧加矢太騎手です(以後、加矢太騎手と表記)。
取得した免許は「障害免許のみ」となりますが、実は障害馬術の出身なんです。
しかも、競馬学校組と地方や海外からの転籍組以外では、初の合格者とあって、注目されています!
そこで今回は、「小牧加矢太の身長などwiki風プロフィールや経歴は?出身高校や中学も紹介!」と題してお伝えしていきますので、最後までゆっくりとご覧くださいね!
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小牧加矢太の出身高校や中学など学歴は?
ここでは、加矢太騎手の学歴をご紹介していきます!
小牧加矢太の出身高校や中学は?
加矢太騎手の出身中学ですが、詳細については公表されていませんでしたが、出身高校が滋賀県草津市の光泉カトリック高等学校とありました。
この高校は私立の中高一貫校なので、加矢太騎手は中学から高校へ内部進学している可能性もありますが、出身中学に関しては、新しい情報が分かれば追記したいと思います。
加矢太騎手は、中学1年生から乗馬を始めてJRAの騎手を目指していたそうですが、中学・高校には馬術部はなかったので、乗馬クラブに所属していたようですね。
ですが、中学3年間で身長が30cm以上伸びたこともあって、減量が難しくなり、中学卒業後に競馬学校の試験を受けたものの「不合格」。
そして、高校へ進学して馬術の道へ進むことに。
高校2年のときには、2013年ジュニアライダー障害飛越選手権で優勝、さらに翌年の2014年長崎国体少年の部で標準障害飛越と二段階障害飛越の2種目で優勝するなど障害馬術で活躍を見せています。
↑2013年「ジュニアライダー障害飛越選手権」優勝時(小牧加矢太騎手&オレニツイテコイ号)
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小牧加矢太が障害馬術からJRA騎手へ!その経歴は?
加矢太騎手は、他の新規騎手免許を取得した騎手とは違って、競馬学校に入学せずに受験をして「合格」しています。
そのため、異色のルーキーとして注目されているんですよね。
その加矢太騎手の経歴をまとめてみましたので、ご紹介していきます!
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父が騎手であったことから、その背中を見て育ち、自然と騎手を目指したのかと思いきや、幼少期は馬に全く関心がなく、サッカー少年だったそうです。
しかし、父である小牧太騎手がラストランとなる馬を勝利に導いたレースを間近で見て、その姿が「格好いいな」と思ったそうですよ。
↓その時の勝ち馬がこちらです!
2010年の名古屋グランプリ。勝ち馬ワンダースピードと小牧太騎手。 pic.twitter.com/HsQ23iNwXQ
— jun (@jun1871) May 8, 2020
そして、競馬に興味を持つようになり、騎手を目指したんだとか。
ですが、学歴のところでも触れましたが、中学3年間で30cm以上も身長が伸びてしまったこと、また骨の成長度の検査で将来的に176cmくらいになると診断結果が出たことで、不合格となってしまったそうです。
JRAの試験では、骨の成長度を見る検査もあるんですね・・・
その件に関しては、藤田菜七子騎手が以前メディアの取材でも語っていました。
ユニークなのは、骨密度も測るんです。将来どのくらい成長するか、ということがわかるんです。
出典:NECフィールディング
騎手には体重制限もあるため、身長が伸びすぎてしまうと減量も過酷なものとなってしまいますし、厳しい世界ですよね・・・
高校を卒業後は、北総乗馬クラブに所属し、馬術の技術をさらに磨き、全日本障害飛越選手権で優勝するなど、国内トップクラスの選手へと成長します。
また、2017年6月には、日本馬術連盟から馬術アンバサダーライダーに任命されました。
【北総乗馬クラブに所属後の主な成績】
- 2016年8月:ヤングライダー障害飛越選手権 優勝
- 2016年11月:全日本障害馬術大会大障害飛越競技B 優勝
- 2020年11月:全日本障害飛越選手権 優勝(減点0)
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東京オリンピックへの出場はなりませんでしたが、馬術アンバサダーライダーとして、馬術競技の魅力などを広める広報役も務めていましたね。
その後、JRAの騎手の合格基準の変更もあり、「障害競走の免許試験のみを受験する場合は、55kg以下であれば受験できる」ことを父から聞き、一度は諦めたJRA騎手へ再び挑戦することに。
その際には、こんなコメントを残しています。
障害レースは馬術競技で培った経験や障害飛越の技術が生かせると思い、改めて騎手を目指すことを決意しました。
そして、1次試験、2次試験を突破し、晴れてJRA騎手としてデビューすることになります。
障害専門でデビューするのは1986年の大森勇一騎手以来だそうで、加矢太騎手は
初年度から結果を残し、重賞の騎乗依頼をいただけるように精進していきたいです
とも語っていました。
また、障害騎手として活躍している高田潤騎手が、加矢太騎手の騎乗技術についてTwitterでコメントしていました。
取材陣に囲まれる3月デビューの小牧加矢太ジョッキー
馬術界では何度もタイトルを獲得しており、今朝🐴乗っているところをみましたが、正直言って騎乗技術のレベルが違います…💧
これにレースでは−3㎏▲の減量がつくのでエグい新人です💦
レースはまた別物ですが僕も負けないように頑張ります‼️ pic.twitter.com/TkqvNVF8rA
— 高田潤 (@zunzunzunbow) February 16, 2022
「レベルが違う」とのことで、実際にレースにいってどんな騎乗を見せてくれるのか楽しみですね!
加矢太騎手のデビュー戦は、早ければ3月5日(土)の中山競馬での障害未勝利戦となるそうですが、具体的にはまだ決まっていませんので、新しい情報が分かれば追記したいと思います。
【追記】
3月5日、6日は騎乗馬なしとのことで、デビューは来週以降となりますね。
【追記】
デビュー戦は、3月19日の阪神4R(障害未勝利)のブルベアペスカ(牡6歳、栗東・谷厩舎)と決まりました!
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小牧加矢太のwiki風プロフィール
最後に私なりに加矢太騎手のwiki風プロフィールをまとめてみました。
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- 名前:小牧 加矢太(こまき かやた)
- 生年月日:1996年12月24日
- 年齢:25歳(2022年2月現在)
- 出身:兵庫県
- 身長:173cm
- 体重:55kg
- 血液型:A型
- 所属厩舎:音無厩舎
- 座右の銘:どんな時も余裕をもって
- 趣味:ゴーカート
- 好きな食べ物:唐揚げ
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まとめ
今回は、「小牧加矢太の身長などwiki風プロフィールや経歴は?出身高校や中学も紹介!」と題してお伝えしてきました。
異色のルーキーとして騎手デビューする小牧加矢太騎手。
障害馬術出身であり、その実力は国内トップクラスの持ち主です。
高田潤騎手からも「騎乗技術のレベルが違う」とその実力を認められていますが、「レースは別物」ともコメントされているように、実際に競馬でどんな騎乗を見せてくれるのか、本当に楽しみですね!
デビュー戦を楽しみに待ちたいと思います!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。