台風5号チャンパー2021米軍ヨーロッパ韓国Windy予想進路を紹介!関東や東海への上陸の可能性は?

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2021年6月22日(火)、マリアナ諸島で熱帯低気圧(台風のたまご)が発達中との情報がありました。

気象庁はこの熱帯低気圧に関して、「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表していましたが、予想通りに23日(水)にたまごから台風へと変わりました。

今後はマリアナ諸島を北上し、26日(土)には小笠原近海に進んで、27日(日)には伊豆諸島近海に達する予報が出ています。

そうなると気になるのが、予想進路にあたる関東や東海地方に影響(上陸)があるのかどうかでしょう。

そこで今回は、米軍の合同台風警報センター(JTWC)、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)、韓国の気象庁、そしてWindyによる最新予想進路の情報を見ていきたいと思います。



台風5号チャンパーの意味は?

台風5号の名前は既に決まっていて、「チャンパー」です。

チャンパー(Champi)は、2000年に台風委員会により制定された台風のアジア名(国際名)の1つで、順番は90である。命名国はラオスで、同国の国花「インドソケイ」に由来する。2009年の台風16号限りで使用中止となった、「ケッツァーナ」というアジア名に代わり、次順から使用されている。

引用:Wikipedia

ラオスの国花のようですね。

前回の台風4号は「コグマ」で、日本が用意した名前だったそうですよ。

ちなみに、「こぐま座、小熊」に由来しています。

※台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称が予め140個用意されていて、発生順に付けられます。



台風5号チャンパー2021米軍合同台風警報センターの予想

それでは、各国の進路予想を見ていきたいと思います。

まずは、「JTWC(米軍合同台風警報センター)」の予想から見ていきましょう!

JTWCは、アメリカのハワイ州にあるアメリカ国防省の機関で、アメリカ軍・アメリカ政府が利用するためのものです。

ですが、このように一般にも公開されて見れるんですよね。

以前、こちら↓の記事でも紹介していますので、参考にしてみて下さい。

2021台風2号(スリゲ)予想進路!米軍ヨーロッパ韓国Windy予想も

出典:JTWC

ちなみに、「ISSUE TIME:23/0600Z」「23日の6時」の意味で、世界標準時刻(協定世界時)で表示されています。

日本時間にするには、時差の9時間を足すので、23日の15時となります。

また、その下にあるそれぞれの〇ですが、

  • 黄色丸:24時間以内の発達は考えづらい
  • オレンジ丸:発達しても24時間以上かかる
  • 赤丸:24時間以内に発達する
  • 水色丸:熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質

を意味していて、赤矢印に関しては、「TD:熱帯低気圧 TS/TY:台風」となっています。

今回の台風5号は、赤矢印のところに表示された「TD06W」となっているので、熱帯低気圧を示していて、さらに「06W」という番号が付けられていますね。

この時点では、「TS/TY」ではなく、まだ「TD」になっています。

出典:JTWC

「JTWC(米軍合同台風警報センター)」の予想進路を見ると、やはり北西から北よりに進路をとり、日本に近づくにつれて北東方向へと逸れていく予報となっていますね。

関東や東海地方への直撃はなさそうですね。



台風5号チャンパー2021ヨーロッパ中期予報センターの予想

続いて、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の進路予想を見てみましょう。

こちらはスーパーコンピューターによる予報で、世界のあらゆる地域の予報も見ることが出来ます。

日本時間の25日午前9時の予想を見ると、日本の南海上に小さな台風が見えますね。

少しずつ北上する様子が分かります。

Fri 25 Jun 2021 00 UTC(日本時間:25日午前9時)

Sat 26 Jun 2021 00 UTC(日本時間:26日午前9時)

Sun 27 Jun 2021 00 UTC(日本時間:27日午前9時)

Sun 27 Jun 2021 12 UTC(日本時間:27日午後9時)

Mon 28 Jun 2021 00 UTC(日本時間:28日午前9時)

24時間ごと(27日からは12時間ごと)に予想進路を追ってみると、少しずつ日本に近づいてくるのがわかります。

そして、27日午後9時から翌日28日午前9時の間に、関東の東よりの海上を通過していて、ヨーロッパの予想でも関東や東海への直撃はなさそうです。

ただ、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予報は10日予報になる為、時間の経過とともに精度が落ちていきます。

ですので、こまめなチェックが必要かと思います。



台風5号チャンパー2021韓国の気象庁の予想

韓国の気象庁による台風5号の予想進路を見ていきましょう。

出典:韓国気象庁

韓国の予想進路を見ると、やはりアメリカ、ヨーロッパと同様に北西から少しずつ北よりに進路を変え、日本に近づくにつれて北東方向へ向きを変えていく予想になっています。

それを見る限り、関東や東海地方への直撃はなさそうです。

ちなみに、韓国の気象庁もアメリカやヨーロッパと同じ世界標準時刻(協定世界時)を使っています。



台風5号チャンパー2021Windyの予想

Windy「ヨーロッパ中期予報センター」がモデルになっていて、予報を「視覚的」に確認できるサイトです。

【出典:Windy

実際に動かしていくと分かりやすいですね!

台風5号がゆっくりと日本に近づいていく様子が良くわかります。
27日~28日にかけて日本に最接近し、その後徐々に北東へ向きを変え、日本から離れていきます。

この頃には、温帯低気圧に変わる予報も出ていますので、関東や東海地方に台風が直接影響を及ぼすことはなさそうです。



まとめ

2021年6月23日(水)に「台風のたまご」が「台風5号」へと変わりました。

今回は、予想される進路にもっとも近い関東や東海地方に影響があるのか、各国の予想やWindyによる進路予想を見てきました。

とりあえずは、どの進路予想を見ても上陸するような可能性は少なく、今のところ直接の影響はなさそうです。

しかし、台風の直接の影響を受けなくても、梅雨前線が刺激されて活動が活発になれば、大雨になる可能性もあり、油断は出来ません。

そのため、今後の台風情報には常に注意しましょう!

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