東京パラリンピック2020の競泳女子日本代表選手の山田美幸選手が、パラリンピック初出場ながら日本選手団最年少の14歳で、女子100m背泳ぎで銀メダルを獲得しました。
今季の世界ランキングは、50mと100mの背泳ぎ(運動機能障害S2)の2種目で2位となっていて、今回のパラリンピックでも注目されていました。
昨年から本格的に背泳ぎに転向したばかりだったそうですが、急成長を見せ、今回のパラリンピックでは見事にその力を見せつけました。
そこで、今回は山田美幸選手に注目し、「プロフィールや経歴は?出身小学校や中学校も紹介!」と題して、お伝えしていきます。
山田美幸のプロフィールや経歴
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まずはプロフィールから見ていきます。
- 名前:山田 美幸(やまだ みゆき)
- 生年月日:2006年9月15日
- 年齢:14歳(2021年8月現在)
- 身長:140cm
- 体重:33kg
- 所属先:WS新潟
- 出場種目:50m背泳ぎ・100m背泳ぎ(運動機能障害S2)
パラ水泳には、障がいの程度によりクラス分けがされています。
ちなみに、山田選手のS2クラスは2番目に重いクラスとなっています。
※2020年2月からS3クラスからS2クラスへと変わっています。
【泳法】
- S(スイム):自由形・背泳ぎ・バタフライ
- SB(ブレスト):平泳ぎ
- SM(スイムメドレー):個人メドレー
【障害の種類】
- 肢体不自由(切断・脊髄損傷・脳性まひ等):クラス番号1~10
- 視覚障害:クラス番号11~13
- 知的障害:クラス番号14
※肢体不自由と視覚障害に関しては、数字が小さいほど障がいの程度が重くなります。
山田選手は、両腕が生まれつき無く、両足にも障がいがあって左右の長さが違っています。
そのため、普段の移動は電動車いすを使用しています。
ですが、小さい頃から友達とよく遊んだり、お母さんと買い物など外出をしたりと、活発な子だったようですよ。
また、水泳を始めたきっかけは、小児ぜんそくを改善させるためだったそうで、5歳から始めました。
最初の頃は、水に入るのが怖かったそうですが、コーチ達が滑り台などで遊びながら水に慣れさせてくれたことで、徐々に楽しいと思えるようになったんだとか。
そして、小学校2年生になると100mを泳げるようになり、さらに中学に入学する頃には日本記録を出すほどまで成長を見せました。
現在は、背泳ぎが専門ですが、それまでは自由形の選手として活躍していました。
背泳ぎに本格的に取り組んだことで、その才能が開花し、一気に世界レベルまで急成長を見せています。
山田美幸の出身小学校や中学は?
出身小学校と現在在学している中学校を紹介していきます。
出身小学校
山田選手の出身小学校に関してですが、詳しい情報はまだありませんでした。
ですが、現在通われている中学校のすぐ隣にある京ヶ瀬小学校に通っていた可能性が高いと思われます。
新しい情報が分かれば追記したいと思います。
在学している中学校
山田選手の在学している中学校は、新潟県阿賀野市立京ヶ瀬中学校です。
現在は、京ヶ瀬中学校の3年生です。
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学校にはこんな垂れ幕がありました。
在学生がパラリンピックに出場できることですら凄いのに、銀メダリストとなりましたし、学校が始まったら注目の的でしょうね!
今後の進路も注目されると思いますし、新しい情報が分かれば追記します。
山田美幸の主な戦績
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山田選手の主な戦績です。
- 2017年:ジャパンパラ水泳競技大会200m自由形(S3)優勝
- 2019年:ジャパンパラ水泳競技大会50m背泳ぎ(S3))優勝
- 2021年:日本パラ水泳選手権大会50m自由形(S2)優勝
- 2021年:日本パラ水泳選手権大会50m背泳ぎ(S2)優勝
- 2021年:日本パラ水泳選手権大会100m背泳ぎ(S2)優勝
2021年の日本パラでは、背泳ぎ50m・100mでそれぞれパラリンピック派遣基準記録を突破して、東京パラリンピックの出場を決めていました。
また、山田選手は、50・100m自由形および50m・100m背泳ぎの4種目で日本記録を保持しています。
まとめ
今回は、パラリンピック日本選手団で最年少の14歳で銀メダリストとなった山田美幸選手をご紹介してきました。
元々自由形の選手でもあり、自由形でも日本記録を保持するほどの選手でしたが、背泳ぎに転向してから一気に世界トップレベルまで急成長を見せ、パラリンピックまで辿り着きました。
まだ14歳ですから、今後の更なる成長が楽しみですよね!
今回の東京オリンピックでは、あと一種目(50m背泳ぎ)出場します。
こちらも世界ランキング2位ですから、メダル獲得なるか大注目です!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。