北京オリンピック2022で日本選手団の主将を務め、スピードスケートに出場する髙木美帆選手。(※以後、美帆選手と表記)
美帆選手と言えば、今から12年前の2010年のバンクーバーオリンピックで、日本スピードスケート史上最年少(当時中学3年生)で1000m、1500m、団体パシュートの日本代表に選出されたほどの逸材です。
メダルこそ獲得はなりませんでしたが、大注目されたことが思い出されます。
そんな美帆選手が今大会では、500m、1000m、1500m、3000m、そして団体パシュートの5種目で金メダルを目指します!
そこで、今回は「髙木美帆の出身中学や高校や大学は?両親や兄姉など家族構成やwiki風プロフィールも紹介!」と題して情報をお伝えしていきますので、最後までゆっくりとご覧くださいね。
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髙木美帆のwiki風プロフィール
いざ北京五輪へ! 髙木主将「日本中へ勇気と明るさを」 TEAM JAPAN結団式(写真提供:JOC)
記事:https://t.co/GJyX35Iwze#TEAM JAPAN#北京五輪#JOC#髙木美帆#郷亜里砂 pic.twitter.com/JsGbMS6lnk
— すぽとり(毎週水曜日記事更新) (@spotri_mealcare) January 29, 2022
まずは簡単に美帆選手のプロフィールから見ていきます!
- 名前:高木 美帆(たかぎ みほ)
- 出身地:北海道中川郡幕別町
- 生年月日:1994年5月22日
- 年齢:27歳(2022年2月現在)
- 身長:164㎝
- 体重:58㎏
- 血液型:O型
- 出場種目:スピードスケート
- 所属:日本体育大学(広報課職員)
美帆選手がスケートを始めたのは5歳からだそうで、スポーツはスケートだけでなく、7歳からはサッカーにも打ち込んでいます。
その実力はというと、中学では「帯広フットボールクラブ」でプレーし、北海道選抜メンバーとしてナショナルトレセン女子U-15合宿(Jヴィレッジ)にも参加したほどでした。
サッカーのリフティングをインスタグラムで披露したこともありましたよ↓
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運動神経の良さが伝わってきますね!
また、スケートの実力ですが、小学生の頃から地元では知らない人がいないくらい図抜けた存在だったそうで、出場した大会では「大差勝ち」での優勝も多かったそうです。
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髙木美帆の学歴や経歴は?
ここでは、美帆選手の学歴と経歴を見ていきたいと思います。
出身中学
美帆選手の出身中学は、幕別町立札内中学校です。
この中学時代に、 スピードスケーターとして次々と素晴らしい成績を収めていきます。
2009年1月の全日本ジュニアスピードスケート選手権で総合優勝すると、2月には世界ジュニア選手権で総合4位となります。
さらに、同月のジュニアワールドカップの500mと1000mで優勝し、当時500m×2本の合計タイムで中学新記録(80秒61)を樹立しています。
そして、同年12月のバンクーバーオリンピック代表選考会で、1500mを中学新記録となる1分59秒47で優勝すると、1000mでも中学新記録の1分17秒77のタイムで3位に入り、1000m、1500m、団体パシュートでオリンピック代表に選出されました。
オリンピックでの結果としては振るわなかったのですが、日本スピードスケート史上最年少での選出で注目を集めていましたし、当時の日本スケート連盟の橋本聖子会長が、「日本の宝」と絶賛していましたね。
また、オリンピック後に開催された3月の世界ジュニア選手権では、団体パシュートで銀メダルを獲得して、中学校生活を締めくくりました。
出身高校
出身高校は、北海道帯広南商業高等学校です。
スケートで注目されがちな美帆選手ですが、成績も優秀だったそうです。
こんなエピソードもありました。
「競技もオールラウンダーなのですが、私生活においてもオールラウンダーな子なんですよ。地元でいちばんの進学校に入る学力もあったのですが、競技の関係で、うちの高校に入学しました」
中学時代には国内で敵なしといえる、天才少女だった高木だが、その才能はスケートだけにとどまらなかった。
「在学中もW杯であったり、国内外で遠征が多かったので、1年のうち3分の1程度は学校を休まざるをえなかった。それでいてテストなどは学年でトップレベルの成績を出す。学力だけでなくサッカーをやっても、ダンスをやっても、なんでもできる子でした」
国内外を忙しく転戦しながらも学校の成績はトップクラスと素晴らしいですよね!
「なんでもできる子」と称されているように運動能力だけでなく、メンタルも強かったのでしょうね。
バンクーバーオリンピック後の世界ジュニア選手権でしっかりと巻き返せていますし、気持ちの切り替えも上手いのかもしれません。
高校時代の主な成績ですが、2012年1月のワールドカップ・ソルトレイクシティー大会の1000mで世界ジュニア新記録を樹立すると、同年3月に帯広市にある「明治北海道十勝オーバル」で開催された世界ジュニア選手権で総合優勝。
翌年の大会でも総合優勝を果たし、日本人初となる連覇を達成しています。
出身大学
出身大学は、日本体育大学体育学部体育学科です。
美帆選手は、日体大にスポーツ推薦で入学しています。
スピードスケートのトップクラスの選手は、高校から実業団へと進むことが多いイメージがあったので、大学へ入学するのは珍しいですよね。
その日体大へ進学後は、1年次に冬季ユニバーシアードの1000mで金メダルを獲得します。
そのまま素晴らしい活躍を見せてくれるかと思いきや、その後はスランプに陥ってしまい、連続出場をかけたソチオリンピック代表選考会で全ての種目で5位となり、まさかの日本代表から落選となっています。
しかし、2015年から日本のナショナルチームのヘッドコーチに就任したスケートの強豪国オランダの指導者ヨハン・デ・ヴィットさんの指導の元、大学3年次の世界選手権の第3戦では、1000mで初優勝、さらに同月の全日本選手権でも出場した全4種目を制し、完全優勝を果たしています。
その後も国内外問わず、個人・団体パーシュートでの優勝や入賞など素晴らしい成績を収めています。
大学卒業後の2017/2018年シーズンはその活躍が目覚ましく、ワールドカップでは、団体パシュート・個人戦での金メダルや世界記録の樹立、そして、その勢いのまま2018年の平昌オリンピックでも団体パシュートでの金メダルを始め、個人でも1500mで銀メダル、1000mで銅メダルを獲得しています。
北京オリンピックでの活躍も楽しみですね!
自己記録
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髙木美帆の父母や兄姉など家族構成は?
美帆選手の家族構成を見ていきたいと思います!
美帆選手には、同じスピードスケート選手の姉の髙木菜那選手がいることは知られていますが、両親や他にご兄弟がいるのか調べてみました。
すると、ご両親と兄、姉、ご本人の5人家族であることが分かりました。
髙木美帆の両親(父・母)
美帆選手のお父さんは、髙木 愛徳(たかぎ よしのり)さんで、北海道にある「東洋農機」という会社に勤務されているという情報がありますが、今年(2022年)で65歳になられるそうなので、定年退職されているのでしょうか?
愛徳さんは、2人の娘がオリンピック選手と言うこともあり、やはり周りからは注目されますよね。
しかし、2人が家にいるときには、一切スケートの話はしないそうです。
“親として取材は受けるが、自宅に来るのはやめてほしい”
とのコメントをしていたこともあり、家ではリラックスしてもらいたいという配慮もあるそうですよ。
ちなみに、愛徳さんはスケートに関しては、学校の授業で習った程度だそうです。
また、美帆選手のお母さんは、髙木 美佐子(たかぎ みさこ)さんという方で、2017年当時で54歳だったので、2022年現在は58or59歳になります。
介護職員だそうですが、美帆さん・菜奈さんの2人が学生の時は、新聞配達も早朝に行うなど、陰ながら2人を支えていたみたいですね。
愛徳さんと同様に、スケート競技としての経験はないそうです。
髙木美帆の兄
美帆選手には、お兄さんの大輔さんとお姉さんにスケート選手の菜那さんがいます。
↓お姉さんの菜那さんについてこちら!
ここでは、お兄さんの髙木 大輔さんについてご紹介します。
お兄さんの大輔さんは、現在は地元の北海道幕別町内で保健体育の教諭を務めながら、スケートの指導も行っています。
年齢は、2017年当時で26歳だったので、2022年で30歳or31歳ですね。
長野オリンピックのスピードスケートで金メダルを獲得した清水宏保さんを見て、お兄さんの大輔さんがスケートを始めたのがきっかけとなり、美帆選手と菜那選手の2人も始めたんだとか。
大輔さんも中学、高校とスピードスケートを続けていて、日本体育大学へ進学後も競技を続けていました。
ですが、大学卒業後はスケートを辞め、現在に至ります。
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まとめ
今回は、「髙木美帆の出身中学や高校や大学は?両親や兄姉など家族構成やwiki風プロフィールも紹介!」と題して情報をお伝えしてきました。
スピードスケート史上最年少の中学生でバンクーバーオリンピックへ出場してから、12年。
当時「日本の宝」とまで言われて将来が期待されていた美帆選手ですが、前回の平昌オリンピックでは、団体パシュートで金メダル、個人の1000mと1500mでそれぞれ銅メダルと銀メダルを獲得しています。
そして、今大会もメダル候補として挑みますが、いくつのメダルを獲得できるか注目ですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。