2023年5月28日(日)に東京競馬場で「第90回東京優駿(日本ダービー)」が行われます!
3歳馬の頂点を決める3冠レースの1つですが、日本の競馬に関わる全ての関係者が憧れる「最高の栄誉」の1つともされている大注目のレースとなります。
そこで今回は、これまでの日本ダービー優勝馬の中で、どの馬が人気があるのかベスト10を発表したいと思います!
調査方法は、クラウドワークスでアンケートを取らせて頂き、100件ほどの回答結果をまとめています。その結果、選ばれたダービー馬は全部で24頭。
第10位~1位の発表をしていきたいと思います。
また、日本ダービーのレースレコードを持つ馬も合わせてご紹介します!
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日本ダービー馬の歴代人気ランキング 第10位
まずは10位から発表していきます。
第10位には、「シンボリルドルフ」「サニーブライアン」「ロジャーバローズ」の3頭が3票で並んでいます。
◆シンボリルドルフ
シンボリルドルフは、初めて無敗で3冠を制した馬で、その後のG1を含めると史上初の7勝を達成したことから、「7冠馬」や「皇帝」と称されています。
また、額の三日月模様がトレードマーク。
トウカイテイオーがダービーを制したことで、親子2代制覇を達成しています。
◆サニーブライアン
サニーブライアンは、皐月賞を11番人気で制したことからフロックと言われていましたが、ダービーでは大外18番枠から逃げて見事に2冠達成。
「これはフロックでも何でもない」という実況が印象に残っている方も多いようでした。
その後は、骨折や屈腱炎を発症し、引退となっています。
◆ロジャーバローズ
ロジャーバローズは、直前の京都新聞杯で2着となりながらも、ダービーでは12番人気と伏兵扱いでしたが、見事に優勝。
鞍上の浜中騎手は6度目の挑戦でダービージョッキーへ。
ダービー後は、凱旋門賞を目指すも屈腱炎を発症し、引退となっています。
日本ダービー馬の歴代人気ランキング 第7位
下記で紹介する第5位は、2頭並んでいましたので、ここは第7位の発表となります。
「ミホノブルボン」、「スペシャルウィーク」、「オルフェーブル」の3頭が4票で並んでいます。
◆ミホノブルボン
ミホノブルボンの脚質は、デビュー戦こそ追い込みでしたが、その後は先行➡逃げとなり、引退レースとなった菊花賞で2着となった以外は、全て勝利しています。
ちなみに、機械のように正確なペースで逃げていたことから、「坂路の申し子」「サイボーグ」「栗毛の超特急」などと呼ばれていました。
◆スペシャルウィーク
スペシャルウィークの鞍上だった武豊騎手の初ダービー制覇となったレース。
皐月賞を制したセイウンスカイらを相手に5馬身差で圧勝しています。
◆オルフェーヴル
オルフェーヴルは、皐月賞の前哨戦のスプリングSから5連勝で菊花賞を制して3冠馬に輝き、その年の有馬記念も制覇。
さらに、海外でも凱旋門賞で2年連続2着となり、引退レースとなった有馬記念では、8馬身差の圧勝でした。
デビュー戦では、ゴール後に池添騎手を振り落としたり、4歳時には阪神大賞典で大逸走するなど気性面の危うさを併せ持った馬でした。
日本ダービー馬の歴代人気ランキング 第5位
第5位は、2013年の第80回の優勝馬「キズナ」と、まだ記憶に新しい2020年の第87回の優勝馬「コントレイル」が、6票の得票数で並びました。
どちらも父はディープインパクトで、親子2代制覇となりました。
◆キズナ
キズナは、ダービーを制した後はG1勝ちはなかったものの凱旋門賞に挑戦し、4着と健闘。
◆コントレイル
コントレイルは父と同じく無敗での3冠馬となっています。
その後は、引退レースとなったジャパンカップでG1を勝ち、有終の美を飾りました。
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日本ダービー馬の歴代人気ランキング 第4位
第4位は、「ナリタブライアン」です。
得票数は7票。
ナリタブライアンと言えば、シャドーロールですね。
「シャドーロールの怪物」とまで言われたナリタブライアンは、皐月賞をコースレコードで制すると、続く日本ダービーも5馬身差の圧勝で飾ります。
さらに、菊花賞を制し、3冠馬となると、その年の有馬記念も勝利で飾り、年度代表馬にも選出されています。
日本ダービー馬の歴代人気ランキング 第3位
第3位は、「トウカイテイオー」です。
得票数は10票。
トウカイテイオーは、1991年の「第58回東京優駿(日本ダービー)」をデビューから6連勝で制覇しますが、その後は度重なる故障で順調にレースを使うことができず、ダービー以外のG1勝利はジャパンカップ、そして引退レースとなった有馬記念の2勝。
父のシンボリルドルフを超える逸材とまで言われていたテイオーの人気は健在です!
また、ウマ娘を見て好きになったという声も多かったですね。
日本ダービー馬の歴代人気ランキング 第2位
第2位は、「ウオッカ」です。
得票数は13票。
ウオッカは、オークスへは向かわずにあえてダービーに挑戦、そして見事に64年ぶりとなる牝馬による日本ダービー制覇を達成しました。
父であるタニノギムレットとの親子制覇でもありましたが、父と娘という組み合わせは、史上初の快挙となりました。
母のような活躍をした産駒はいませんが、この血統でのダービー制覇を再び見れたらと思わずにはいられません。
日本ダービー馬の歴代人気ランキング 第1位
そして、第1位となったのは、「ディープインパクト」でした。
得票数は21票。
何といっても名前の通りにインパクトのある強いレースで2005年の「第72回東京優駿(日本ダービー)」を制しました。
この時の単勝オッズはなんと“1.1倍”。
デビュー戦から土付かずの無敗でのダービー馬となりました。
ちなみに、あのナリタブライアンですら1.2倍でしたので、その支持率の高さは「凄い」の一言です。
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日本ダービーでレコードを出した馬は?
これまで日本ダービーを制した馬の中で、人気ランキングを見てきましたが、ここではその日本ダービーでレースレコードを出した馬についてご紹介します。
その時の天候や馬場状態によって条件が変わりますので、比較はできないかと思いますが、日本ダービーのレースレコードとしての記録を持つ馬を見ていきます。
調べてみると、レースレコードを持つのは、昨年の「第89回東京優駿(日本ダービー)」を制したドウデュースでした。
その記録は、2分21秒9!
それに続くのがシャフリヤールの2分22秒5(良)。
そして、2分22秒6(良)でロジャーバローズが続きます。
ちなみに、「2分22秒以内」はこの3頭のみです。
さらに、
- ドゥラメンテ:2分23秒2(良)
- ディープインパクト:2分23秒3(良)
- キングカメハメハ:2分23秒3(良)
- ワグネリアン:2分23秒6(良)
- ディープブリランテ:2分23秒8(良)
と2分23秒台の記録が続きます。
ここで、過去の記録を見てみると、初めて2分30秒を切ったのは、1963年の第30回日本ダービーを制したメイズンの2分28秒7、そして翌年のシンザンの2分28秒8。
その後は、再び2分30秒台が続き、コンスタントに2分30秒を切るようになったのは、1972年の第39回を制したロングエースからとなっていますね。
今年はどんな記録が出るのか、注目したいですね。
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まとめ
今回は、「日本ダービー馬歴代人気ランキングベスト10を紹介!レコードを出した馬は?」と題してご紹介してきました。
人気ランキングは、あくまでも個人的にアンケートを取らせて頂いた結果としてのものですので、ご了承ください。
ですが、やはり印象に残る馬がランキングの上位に来ていますので、今年はどんなドラマが待っているのか楽しみに待ちたいと思います!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。