今年も「日本ダービー(G1)」まであと1ヶ月ちょっととなりました。
毎年「日本ダービー(G1)」の後の最終Rに行われる「目黒記念(G2)」ですが、時間を間違える人が多いレースでもあるようです。
そこで今回は、目黒記念の発走時刻やなぜ日本ダービーの後に行われるのかについても調べてみました!
ぜひ最後までゆっくりとご覧くださいね。
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目黒記念の歴史や基本情報
目黒記念についての歴史や基本情報をご紹介していきます。
目黒記念の主な歴史
※『目黒記念』の「目黒」の由来ですが、「第1回東京優駿大競走(現日本ダービー)」が行われた目黒競馬場に由来するものだそうです。
- 1932年:4歳以上の馬によるハンデキャップ競走として創設、目黒競馬場の芝3400mで春・秋の年2回施行。
- 1959年:名称を「農林省賞典 目黒記念(春)」に変更。
- 1979年:名称を「農林水産省賞典 目黒記念(春)」に変更。
- 1984年
- グレード制導入によりGIIに格付け。
- 年1回制に変更。
- 名称を「農林水産省賞典 目黒記念」に変更。
- 1990年:混合競走に指定され、外国産馬が出走可能になる。
- 1997年:競走条件を「4歳以上」に変更。
- 1998年:「日本におけるフランス年」を記念して、「フランスギャロ賞」の副称をつけて施行。
- 2000年:「ハンガリーフェスティバル開催記念」の副称をつけて施行。
- 2001年:馬齢表示の国際基準への変更に伴い、競走条件を「3歳以上」に変更。
- 2005年:国際競走に指定され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる。
- 2006年:この年から日本ダービーの日の最終レースに組まれる事になった。
- 2007年
- 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIに変更。
- 「目黒競馬場開設100年記念」の副称をつけて施行。
- 2009年
- 外国調教馬の出走枠を9頭に拡大。
- 格付表記をGII(国際格付)に変更。
- 2010年:「ウオッカメモリアル」の副称をつけて施行。
- 2012年:競走条件を「4歳以上」に変更
出典:Wikipedia
目黒記念は、当初「目黒競馬場」の芝3400mで春と秋に年2回施行されていたそうで、1933年の秋から施行場を東京競馬場に変更した歴史があります。
ちなみに、現在の東京競馬場は目黒競馬場が移転したものだそうですよ。
目黒競馬場は、1907年~1933年まで現在の東京都目黒区下目黒に存在した1周1マイルの競馬場だよ!
そして、日本ダービーの後に行われるようになったのは、2006年からだそうです。
【第138回目黒記念(G2)】
- 日程:2024年5月26日(日)
- 場所:東京競馬場
- 格:G2
- 負担重量:ハンデキャップ
- 出走資格:サラ系4歳以上
- 距離:2,500m(芝・左)
※本競走の優勝馬にはオーストラリアのG1コーフィールドカップへの優先出走権が与えられることになっています。
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目黒記念2024の発走時刻は何時何分から?
今回の「第138回目黒記念(G2)」の発走時刻を見ていきましょう。
目黒記念は先ほども歴史のところでも触れているように、2006年から「日本ダービー」の後の12Rとして行われています。(※2011年のみ日本ダービーの前日に開催)
本来、「11R」が15時40分からの発走である場合、その後の「12R」は16時20分からとなっていますが、発走時刻も少し変わっているため、「何時だっけ?」とはっきりと分からなかったり、間違えてしまう方も多いようです。
今回は間違えないようにしっかりとチェックしておいてくださいね!
となっています。
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目黒記念2024の賞金は?
ここでは目黒記念の賞金についても調べてみました。
目黒記念2024の賞金
- 1着:5700万円
- 2着:2300万円
- 3着:1400万円
- 4着:860万円
- 5着:570万円
G2のレースとしては、アルゼンチン共和国杯と同額となっています。
参考までにG2のレースで賞金額の上位は以下の通りです。
- 毎日王冠:6700万円
- 京王杯スプリングカップ・富士ステークス:5900万円
- アルゼンチン共和国杯・目黒記念:5700万円
ちなみに毎日王冠の1着馬には、2014年から天皇賞(秋)の優先出走権が与えられています。
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目黒記念が日本ダービーの後なのはなぜ?
最後に『目黒記念』に関して、ちょっと気になることを調べてみました!
知っている方も多いかもしれませんが、
についてです。
調べてみると、結構気になっている方も多いようで、以前からYahoo!知恵袋でも話題に挙がっていました。
その意見をまとめてみると・・・
こんな意見がほとんどでしたね。
実際はどうなのかですが、実は過去に深夜の競馬番組でクイズとしてこの質問があったんですよね。
そのクイズの答えは上記の意見の中の「帰宅時間の分散」です。
やはり「日本ダービー」を競馬場で間近で見たいという方も多いでしょうし、それを見たらすぐ帰るという方もいるでしょう。
例えば、「日本ダービー」を最終レースに設定してしまうと、最後までレースを楽しみたい人とメインの「日本ダービー」を見に来た人が一斉に帰ることになるため、公共交通機関や周辺道路交通が大混雑してしまいます。
それを少しでも分散させるための措置と言えそうですね。
また、メインレースの日本ダービーで敗れた人の中には、せっかく競馬場に足を運んだんだから、最終レースの目黒記念でメインレースの負けを取り返そうと考える方もいますよね。
12Rを重賞レースの目黒記念にすることで馬券も売れますし、必然的にJRAの売上が伸びますので、これも理由の一つと言えそうです。
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まとめ
今回は、「目黒記念2024は何時から?ダービーの後に行われるのは何故かも調べてみた!」と題してまとめてみました。
目黒記念2024
- 出走時刻:17時00分
ダービー後に行われる理由
- 帰宅時間の分散
- JRAの売り上げアップ
毎年、日本ダービーは大注目のレースとなりますが、その後に行われる目黒記念にもぜひ注目してみてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。