2021年の東京オリンピックから正式種目となる「空手」ですが、「組手」と「形」の2種類があり、その「形」で金メダル候補となっているのが、喜友名諒選手です。
2014年~世界選手権を3連覇、2012年~全日本空手道選手権を9連覇と圧倒的な実績を残してきています。
今回は、そんな喜友名選手の「経歴や年収は?出身大学や所属先はどこ?」と題して、お伝えしていきます。
喜友名諒選手のプロフィール
まずは、プロフィールを見ていきます。
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- 名前:喜友名 諒(きゆな・りょう)
- 生年月日:1990年7月12日
- 身長:170cm
- 体重:78kg
- 血液型:O型
- 出身地:沖縄県
- 学歴:沖縄東中学校➡興南高校➡沖縄国際大学
- 所属:一般社団法人沖縄劉衛流空手・古武道龍鳳会
- 流派: 劉衛流
- 主な演武形: アーナンダイ、オーハンダイ、オーハン、アーナン
映像等で見ると、もっと大柄な選手かと思っていましたが、身長は日本人の平均くらいでしょうか。
体重を見ても分かるように、やはり鍛えあげられた筋肉で、体を大きく見せているのでしょう。
「形」では、体を大きく使って演武していますし、それも喜友名選手の「武器」となりそうですね。
喜友名諒選手の経歴(学歴)は?
喜友名選手の経歴(学歴)を見ていきます。
空手を始めたのは5歳の時だったそうで、同じ幼稚園に通う友人が空手を習っていたことがきっかけに。
両親に「自分も空手を習いたい」と伝えて、市内の道場に通うようになったそうです。
空手は、沖縄が発祥の地とも言われていますし、周りでも通っている子が多かったのかもしれませんね。
喜友名諒選手の中学時代
出身中学は 、沖縄市立沖縄東中学校です。
中学へ入学後は、空手部に入部。
2年生のときには「第12回全国中学生選手権大会」に出場し、見事に優勝。
その時の決勝では「チャタンヤラ・クーシャンクー」という形を演武して優勝したそうです。
ちなみに、この時には団体戦でも優勝しています。
翌年の3年生のときは、個人で5位、そして団体で3位となり、残念ながら優勝は出来ませんでした。
喜友名諒選手の高校時代
中学を卒業後は、興南高等学校へと進学。
野球部が甲子園の常連校だったり、ハンドボールが全国制覇をするなど、運動部が強い学校ですね。
高校時の主な戦績は、優勝こそなかったものの2008年の国体の少年男子形個人戦で5位に入賞。
そして、今でこそ「形」の選手としてのイメージがありますが、3年生の時には「組手」の選手としても、インターハイの沖縄県代表に選ばれていたそうです。
喜友名諒選手の大学時代
大学は、沖縄国際大学へと進学。
この大学時代に空手の才能が一気に開花し、大学3年生の時に「全日本学生選手権」で優勝。
さらに同年の「全日本選手権」で準優勝という好成績を残し、頭角を現すことになったようです。
そして、4年生のときには、国際大会にも数多く出場して実績を重ね、「全日本選手権」で初優勝を飾っています。
喜友名諒選手の所属先は?
所属先ですが、一般社団法人沖縄劉衛流空手・古武道龍鳳会となっています。
ちなみに、喜友名選手は中学3年生の時に、現在の師匠である佐久本嗣男さんの道場(沖縄劉衛流空手・古武道龍鳳会)を見学し、その後入門しています。
佐久間さんは、世界選手権個人形での3連覇やワールドゲームズ空手部門形競技で7連覇を達成した空手界のレジェンドとも言われていて、指導者としても世界有数の空手人。
その道場の見学がきっかけで世界へと目を向けるようなり、今の喜友名選手がある訳です。
そして、大学を卒業後は、劉衛流龍鳳会所属の空手家として競技を続けています。
喜友名諒選手の年収は?
喜友名選手の年収ですが、詳しくは分かりませんでした。
しかし、先ほど紹介した所属先である沖縄劉衛流空手・古武道龍鳳会は、一般社団法人であるので、例えばイベントや広報活動をすることで、給料のような形で収入が入ってくる可能性もありそうです。
また、調べてみると、喜友名選手自身も道場を開いています。
道場の名前は、「劉衛流喜友名龍鳳館」です。
その道場で、門下生に指導することを仕事としているようですね。
ちなみに、上記の沖縄大里公民館の中に道場を開いているそうです。
ちなみに、喜友名選手のブログ記事から2014年の4月から道場を開いているそうなので、24歳の時ですね。
当時、既に実績も十分な選手でしたから、門下生も多いですね。
金メダル候補の喜友名選手に指導してもらえる子供たちの中から、そのうち凄い選手が出てくるかもしれません(^^♪
【劉衛流喜友名龍鳳館】
- 場所:沖縄市大里公民館
- 日時:月曜日・木曜日
- 幼稚園生: pm6:00~pm6:30
- 小学生: pm6:30~pm7:45
- 中学生以上: pm8:00~pm9:30
また、道場での練習は、上記を見ると週2回となっていますが、他の日はご自身の練習日となっているのか、別にも仕事があるのかはわかりませんでした。
その他に収入面を予想してみると、国内外問わず素晴らしい成績の持ち主ですから、個人的にスポンサーも付いている可能性もあるのではないかと思ったのですが、全日本空手道連盟とスポンサー契約をしている企業はいくつかあるので、そこから何らかのサポートがあるのかもしれませんね。
喜友名諒選手の主な戦績
ここで、国内・国際大会での喜友名選手のこれまでの主な戦績をあげておきます。
【国内】 個人形
- 2004年:全国中学生空手道選手権大会 優勝
- 2011 ~12年:全日本学生空手道選手権大会 2連覇
- 2013 ~15年:国民体育大会 3連覇
- 2012 ~20年:全日本空手道選手権大会 9連覇
- 2014・16・18年:WKF 世界空手道選手権大会 3連覇
- 2014〜2017年:WKF KARATE1 沖縄大会 4連覇
- 2015・17・18・19年:AKF アジア空手道選手権大会 4連覇
- 2017年:ワールドゲームズ 金メダル
- 2018年:アジア競技大会 金メダル
- 2018・19年:WKF KARATE1 プレミアリーグ年間グランドチャンピオン
※2011 ~2020 全日本空手道連盟ナショナルチームメンバー(10 年連続)
ちなみに、2018年7月~2020年までの「東京2020オリンピック予選シリーズ」では、出場した11
大会の全てで優勝しているそうです!
それらの大会は、オリンピック本番のライバルが集う国際大会で、その全てを「無敗」で勝ち抜いてきたのですから、本当に一番金メダルに近い存在と言えそうです。
また、プレミアリーグ優勝回数の19回は、ギネス記録に認定されたそうですよ(^^♪
まとめ
今回は、空手の「形」で最も金メダル近いとされる喜友名諒選手について、「経歴や年収は?出身大学や所属先はどこ?」と題してお伝えしてきました。
経歴を見ると、「世界最強」とも言える喜友名選手。
東京オリンピックでさらなるタイトルが増えるか楽しみですね(^^♪
是非、注目してみてください!
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