東京オリンピックから正式種目となった自転車競技。
その中でも、金メダル有力候補と言われているのが、トラック女子オムニアムに出場する梶原悠未選手です。
出場種目は、他に中村妃智選手とペアを組むトラック女子マディソンとなっています。
今からその活躍が楽しみですよね(^^♪
そこで、今回は梶原悠未選手の出身中学や高校、大学といった学歴や所属先ついて調べてみました。
梶原悠未の学歴
梶原選手の学歴はこちら↓
- 小学校:和光市立第五小学校
- 中学校:和光市立第三中学校
- 高等学校:筑波大学附属坂戸高等学校
- 大学:筑波大学体育専門学群
- 大学院:筑波大学大学院・人間総合学科学術院
出身が埼玉県和光市ですので、小学校・中学校は学区内の学校に通われていました。
とても頭が良かったとの情報もありますし、自転車競技を始める前は「水泳」をされていたそうで、その実力はどうだったのかも含め、詳しく見ていきたいと思います。
梶原悠未の出身小学校
梶原選手の出身小学校は、埼玉県和光市立第五小学校です。
梶原選手は、1歳から水泳を始めていたこともあってか、小さい頃から運動神経も良く、スポーツは得意。
ですが、内気な性格だったそうで、母の有里さんにベッタリとついて、なかなか離れないこともあったとか。
そんな梶原選手を見て、将来のためにと水泳以外にも、ピアノ・書道・バレエなど5つもの習い事をしていたそうです。
ほぼ毎日何かしら習い事があった感じでしょうか?
かなりハードな生活を小学生の頃から送っていたんですね(^^;
そんなハードな生活を送りながらも、成績は「オール5」。
なかなか出来ることではないでしょうし、本当に凄いことですよね!
また、水泳は全国大会へ出場するほどの実力を持っていたそうで、まさに文武両道を実践していたことになりますね。
梶原悠未の出身中学校
梶原選手の出身中学は、埼玉県和光市立第三中学校です。
中学校に入学してからも、水泳部に入部するなど、この時はまだ自転車競技とは出会ってはいませんでした。
北島康介さんとは、一緒のプールで泳いだことがあるそうで、その北島さんに憧れて、オリンピックを目指していたそうです。
種目は、競泳の中で花形でもある100m自由形。
しかし、思ったような成績が出せず、中学校3年生の時も関東大会で2位に終わり、目標としていた全国大会への出場は叶わなかったそうです。
そんなこともあり、「『努力は裏切らない』っていいますけど、『裏切るじゃん』って思っていたんです」と毎日泣くこともあったとか。
そんな時に、母の有里さんから「何か重要なことを神様が伝えているんじゃないのかな」と声をかけられこと、そして「他に向いている競技があるかもしれない」と言われたこともあり、自転車競技へと向かうキッカケになったそうです。
梶原悠未の出身高等学校
梶原選手の出身高等学校は、筑波大学附属坂戸高等学校です。
埼玉県では、唯一の国立の高校です。
梶原選手が自転車競技と出会ったのが、この高校ですね。
受験の際は、「合格した高校に水泳部があれば水泳を続け、なければきっぱり辞める」と決めていたそうで、水泳部のないこの筑波大学附属坂戸高等学校と、水泳部のある高校の2校を受験。
この高校に決めた理由は、「実家から遠すぎず、雰囲気も良かったから」だそうです。
部活に関しては、最初から自転車競技部にすんなりと入部したわけではなく、陸上部と迷っていたそうでが、自転車競技部の顧問の先生の熱心な指導に惹かれ、入部を決意しました。
そして、なんと入部して僅か2か月ほどで、インターハイ出場を決めてしまいました(^^;
それまで、やったことのなかった競技でいきなりインターハイ(全国大会)ですから、やはりこれまで水泳で培ってきた身体能力の高さと、負けん気、そして練習に対するストイックさが全て噛み合った結果なのでしょう。
しかし、そのインターハイでは落車してしまいます。
痛みと悔しさで一時は自転車競技を辞めようとまで思っていたそうですが、そんな時に顧問の先生からの「もっと自転車競技を好きになりなさい」との言葉で考え直したそうです。
それから、自転車競技の魅力に気付き、楽しさも知ることで、競技に対して心から好きだと言えるようになったんだそうですよ(^^♪
「作戦を考えたり、研究したり、周りの選手たちと駆け引きをしたりする魅力に気づきました。それからは心から『自転車競技が楽しい』と思えるようになりました」
出典:高校生新聞社
そして、その後も自転車競技を続け、2014年3月の全国高校選抜大会で3冠を達成し、同年5月にはアジアジュニア選手権のロードレースで銀メダルを獲得。
さらに、3年時にはアジアジュニア選手権で5冠を達成し、2016年1月のアジア選手権女子スクラッチにエリートクラスで出場し優勝と次々と素晴らしい結果を残していきます。
ですが、実は自転車競技は「高校3年間だけ」やる予定だったそうで、並行して水泳もやっていたそうです。
梶原悠未の出身大学
梶原選手の出身大学は、筑波大学体育学群です。
高校卒業後は、付属高校でもあったため、内部進学で筑波大学へと進学しました。
しかし、自転車競技部はありません。
自転車競技部のない筑波大学を選んだ理由は、「世界一を目指すための環境を自分で作れると思ったから」だそうです。
自転車競技部はなかったものの、サイクリング部があり、そこで練習を積み重ねていきます。
そして、大学2年時の2017年にUCIトラックワールドカップ第3戦・第4戦のオムニアムで優勝。
さらに、翌年の2018年にはアジア大会でもオムニアムで金メダルを獲得し、同年の全日本選手権個人タイムトライアルで優勝。
昨年2020年には世界選手権女子オムニアムで優勝し、日本人女子では初のアルカンシエルを獲得しました。
この快挙で一躍東京オリンピックでの金メダル候補となった訳ですね!
これだけ、自転車競技で素晴らしい結果を出し続けている梶原選手ですが、実際には大学での学業を優先していたようなんです。
まず授業の予定を入れ込み、空き時間から練習時間を割り出していました。一方で、冬場は暖かい時間帯に練習するなど、授業を優先しつつ、季節によって練習時間を変えるなど、季節や気候条件も考慮しました
出典:https://4years.asahi.com/article/13405128
学業と自転車競技の両立は半端な気持ちではなかなか出来ないですよね。
そこは、やはり母の有里さんの教えの賜物ではないでしょうか。
「『目標を持って1年を過ごしなさい』とか『達成したら次の目標を決めてそこに向かって努力しなさい』と幼い頃から教えられてきました」
出典:高校生新聞社
大学には自転車競技部はなく、サイクリング部で練習していましたが、もちろんコーチはいません。
そのコーチの代わりに支えてきたのが、母の有里さんなんですよね。
筑波大学を卒業後は、筑波大学の大学院へと進学し、自転車競技の練習を続けています。
そのため、所属先は「筑波大学大学院」となっています。
まとめ
今回は、梶原悠未選手の出身中学や高校、大学といった学歴や所属先ついて調べてみました。
学生時代は、何事にも真剣に取り組み、常に目標をもってそれに向かって進んでいく梶原選手の気持ちの強さが本当に素晴らしいですね(^^♪
その陰には母親の有里さんを始め、家族の支えがあってこそ。
東京オリンピックでの活躍が本当に楽しみになりました!