2021年8月5日(木)15時に沖縄本島近海で発達中だった熱帯低気圧が、台風10号(ミリネ)になりました。
昨日発生した台風9号に続いて、2日連続の台風発生となりますね。
既に、九州の南海上の位置にあり、その後の進路は関東方面へと向かう予想となっていますので、進路に当たる地域の方は、今後強まる風雨に注意してください!
【台風10号概況】
中心気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。
出典:YAHOO!JAPAN
そこで、今回は「台風10号ミリネ2021米軍ヨーロッパ韓国Windy予想進路を紹介!関東への上陸の可能性は?」と題して、情報をお伝えしていきます!
台風10号ミリネの意味は?
今回の台風10号の名前は、「ミリネ」と命名されています。
2000年に台風委員会により制定された台風のアジア名(国際名)の1つで、順番は95である。命名国は韓国で、「天の川」を意味する。2004年の台風1号限りで使用中止となった、「スーダエ(Sudal)」というアジア名に代わり、次順から使用されている。
出典:Wikipedia
命名国は韓国で、「天の川」。
台風9号が「冷酷な」という意味でしたので、ガラッと変わり「星空のような美しさ」をイメージしてしまいますが、台風なんですよね(^^;
しかも、1回のみで使用中止となった「スーダエ(Sudal)」に代わって使用されています。
それだけスーダエが「大きな被害をもたらした台風」だったということになりますね。
過去に「ミリネ」と名付けられた台風
- 平成21年台風第21号
- 平成28年台風第3号
※大きな被害をもたらした台風に関しては、名前の使用が中止となる場合があります。
詳しくは下記を参照して下さい↓
2021台風2号(スリゲ)予想進路!米軍ヨーロッパ韓国Windy予想も
台風10号ミリネ2021米軍合同台風警報センターの予想
では、さっそく米軍合同台風警報センター(JTWC)の予想を見ていきましょう。

出典:JTWC
上図を見ると、TS14Wとなっているのが、台風10号「ミリネ」ですね。
台風9号の時の図では、まだ「TD」となっていましたが、今回は「TS」となっていて、しっかりと台風へと変わっています。
台風9号ルピート2021米軍ヨーロッパ韓国Windy予想進路を紹介!関東や東海への上陸の可能性は?

出典:JTWC
予想進路(元図を拡大しています)を見ると、07/18(日本時間:8日午前3時)には関東の南海上に近づく予想となっています。
そして、その後は逸れるような進路を辿るようですね。
台風10号ミリネ2021ヨーロッパ中期予報センターの予想
続いては、ヨーロッパ中期予報センターの予想です。

Sat 07 Aug 2021 00 UTC(日本時間:7日午前9時)

Sun 08 Aug 2021 00 UTC(日本時間:8日午前9時)

Sun 08 Aug 2021 12 UTC(日本時間:8日午後9時)
こちらの予想も同じような進路を辿りそうですね。
8日の午前9時には、関東のすぐ側まで接近しています。
強風と大雨には注意が必要です。
※ヨーロッパ中期予報センターの予報は、10日予報になる為、時間の経過とともに精度が落ちていきますので、最新の情報を確認するのを忘れずに!
台風10号ミリネ2021韓国の気象庁の予想
そして、韓国の気象庁の予想進路です。

出典:韓国気象庁
韓国気象庁の進路予想も米軍・ヨーロッパとほぼ同じで、日本時間の8日午前3時~午後3時の間に関東に一番近づく予想となっています。
台風10号ミリネ2021Windyの予想
最後にWindyの予想です。
台風9号の記事に、【波】と【海水温】も載せていますので、そちらも参照してください。
台風9号ルピート2021米軍ヨーロッパ韓国Windy予想進路を紹介!関東や東海への上陸の可能性は?
Windyの予想は、今現在の状況を視覚的に見ることが出来るので、毎回情報を確認するのに重宝しています。
Windyで一番関東に接近する時間を見てみると、8日午前9時前後となっています。
しっかりと渦を巻いていることが分かるので、十分に注意が必要ですね!
まとめ
今回は「台風10号ミリネ2021米軍ヨーロッパ韓国Windy予想進路を紹介!関東への上陸の可能性は?」と題して、情報をお伝えしてきました。
先に発生した台風9号は、スピードが遅く、熱帯低気圧へと変わる予想も出てきたので、関東への影響は今のところ大丈夫そうです。
ですが、その後に発生した台風10号(ミリネ)は、関東の東海上に最接近する可能性もあり、西寄りのコースを取れば、千葉県付近に上陸する恐れもまだありそうです。
東京オリンピックへの影響も心配されますが、まずは最新情報をしっかりとチェックし、台風に備えておきましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。