東京パラリンピックの陸上競技の新種目「ユニバーサルリレー」。
今大会からの新種目ということもあり、注目されていますね!
そこで、どんな種目なのか?
ルールや日程、日本代表選手をご紹介したいと思います!
ユニバーサルリレーとは?
ユニバーサルリレーは、男女2名ずつでチームが構成されていて、1人100mずつ走ることになるので、合わせて400mの距離で競う競技です。
「視覚障がい→立位の切断・機能障がい→脳性まひ→車いす」の順に走り、性別や障がいの枠を超えた種目となっています。
男女の走る順番は自由となっていて、通常のリレーのようにバトンを繋いでいくのではなく、タッチで次の走者へと繋いでいきます。
やはり、リレー種目ということで、それぞれ条件の異なる選手同士のタッチがいかにスムーズに行えるかが「カギ」となります。
ユニバーサルリレーのルール
それでは、ユニバーサルリレーのルールをもう少し詳しく見ていきます。
①第1走~4走までの走者の障がいカテゴリーが決まっている。カッコ内は該当するクラス(赤文字は各障がいで最も軽いクラス)
- 第1走者:視覚障がい(T11、T12、T13)
- 第2走者:切断・機能障がい(T42、T43、T44、T46、T47、T61、T62、T63、T64)
- 第3走者:脳性まひ(立位)(T35、T36、T37、T38)
- 第4走者:車いす(T33、T34、T51、T52、T53、T54)
②各カテゴリーの中で最も障がいの軽いクラスの選手は最大「2名」まで。
③ 男女はそれぞれ2名ずつでメンバー構成されている。
④「バトン」は使用せずに、「タッチ」で次の走者に繋いでいく。
⑤ 次の走者に繋ぐための「テイクオーバーゾーン」は、通常のリレーと同様も30mとだが、第3走者から第4走者の区間(車いす走者へと繋ぐ区間))は40mとなっている。
ユニバーサルリレーの日程や出場国
注目の「ユニバーサルリレー」の日程(予定)ですが、
【予選】
9月3日(金)午後0時10分~
【決勝】
9月3日(金)午後9時17分~
となっています。
予選は3組ありますが、日本は第2組に登場します!※国名の右隣の数字は、SB(シーズンベスト)です。
【予選1組】
- イギリス 48.20
- ブラジル 49.72
- 中国 46.35
【予選2組】
- フランス 50.02
- 日本 48.14
- アメリカ 46.94
【予選3組】
- RPC(ロシアパラリンピック委員会) 47.67
- インドネシア 50.09
- ドイツ 47.78
- カナダ 50.38
SBを見ると、強敵は中国とアメリカでしょうか?
ユニバーサルリレーの日本代表選手
ユニバーサルリレーの出場選手は、
の4名と発表されています!
まとめ
パラリンピックの陸上競技の新種目であるユニバーサルリレー。
2019年のドバイで行われた世界選手権では、日本代表チームはタッチミスもあり、決勝へと駒を進めることが出来ませんでした。
その時のメンバーである澤田 優蘭選手は、その時の悔しさもあるでしょうし、今回は東京で行われるパラリンピック。
是非、決勝へと進んでもらって、メダル獲得を目指してもらいたいですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。