東京五輪(オリンピック)で行われる馬術は、文字通り人間が馬と共に行う競技。
また、男女の区別なく同じ条件で競技するという点で、他の競技とは違った独特の競技となっています。
初めて五輪の種目に採用されたのは、調べてみるとなんと1900年のパリ五輪。
五輪の種目の中でも、長い歴史を誇る種目です。
そんな馬術ですが、日本代表として活躍してきた大岩義明選手が、4大会連続での出場!
今回は、その大岩選手に注目してみたいと思います。
大岩選手の家族構成はこちら↓
【馬術】大岩義明のプロフィール
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— 大岩義明/Yoshi Oiwa (@yoshiakioiwa) August 31, 2020
- 氏名:大岩 義明(おおいわ よしあき)
- 年齢:44歳(2021年7月現在)
- 生年月日:1976年7月19日
- 出身地:愛知県名古屋市
- 身長:170センチ
- 体重:63キロ
- 学歴: 明治大学商学部卒
- 所属:株式会社nittoh
- 家族:妻(同じ馬術の武田麗子選手)
- 種目:総合馬術(馬場馬術・障害馬術・クロスカントリーの3種目を平均して競う)
大岩選手は、ドイツに拠点を置く総合馬術の選手です。
総合馬術では、2008年の北京オリンピックから3大会連続で出場していますが、今回で4度目となるオリンピックで悲願のメダル獲得を目指しています!
【馬術】大岩義明の出身中学・高校は?
大岩選手の学歴をもう少し詳しく見ていきたいと思います。
出身中学・高校は、出身地の愛知県名古屋市にある私立名古屋中学校・高等学校。
進学校としても知られていて、部活動も活発で全国大会に出場する部も多数ある併設型中高一貫です。
私立名古屋中学校・高等学校の馬術部は、中学・高校合同で行われている部活のようですね。
もちろん、大岩さんもこの馬術部の出身です!
ですが、「高校入学までは乗馬クラブ一本でやってきた」と仰っている記事を見かけたことがあるので、中学時代は学校の部活には入らなかったのかもしれませんね。
↓こんな記事もありました。
【馬術】大岩義明の出身大学は?
出身大学は、明治大学です。
その明治大学の馬術部出身でもあります。
創部1920年と歴史と伝統ある部で、今年4月に行われた東京六大学馬術競技大会では、団体総合を7連覇するという偉業も達成している強豪校。
明治大学時代は、馬術部の主将を務めるだけあって実力もあり、部員を引っ張っていくリーダーシップも兼ね備えた選手だったそうですが、「やり切った」と卒業と同時に馬術をやめてしまいました(^^;
【馬術】大岩義明の経歴は?
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— 大岩義明/Yoshi Oiwa (@yoshiakioiwa) September 28, 2020
馬術を始めたきっかけは、大岩選手が10歳頃、家族と一緒に長野県へ遊びに行き、そこでポニーに乗ったこときっかけだそうです。
その後、乗馬クラブにお姉さんと妹さんと一緒に通い始め、経験を積みながら乗馬を続け、高校からは馬術競技を大学卒業まで続けます。
卒業と同時に馬術競技から離れ、サラリーマンとして就職しましたが、2000年のシドニーオリンピックの開会式の映像を見てこの場に立ちたかったと再燃。
その翌年には、人脈を辿って馬術の本場であるイギリスへ渡り、本格的に活動を再開。
そして、 2008年北京オリンピック、2012年ロンドンオリンピック、2016年リオデジャネイロオリンピックと3大会連続でオリンピックに出場しています。
オリンピック以外でも、2018年のアジア大会では個人・団体ともに金メダルを獲得。
一度、馬術から引退してブランクがありながらも、オリンピックに3大会連続出場やアジア大会で金メダルを獲得するなど活躍が目覚ましい大岩選手。
東京オリンピックでは、是非ともメダルを取ってもらいたいですね(^^♪
【馬術】大岩義明の所属先は?
大岩選手が所属するのは「株式会社nittoh」。
長野県に本社があり、光学関連機器の開発および製造を行っている会社です。
調べてみましたが、特に馬術部があるとか、特別な部門があるという会社ではないようです。
大岩選手は、普段はドイツを拠点に活動していますし、馬術中心の生活となっているため、所属会社とは普通の会社員としての契約ではないでしょうね。
それに関しては、こんなコメントを見つけました。
2008年の北京ではじめてオリンピック選手になったことも、競技をつづけていく上で重要なポイントでした。アテネ予選で日本代表チームに入って以降、所属会社からサポートしてもらっていたので、アジア大会の金メダル、オリンピック出場と、少しずつ恩返しができるようになってきた。
出典:NPO法人 Japan Eventing
上記にあるように、所属会社からはサポートを受けているとありますね。
ただ、日本代表チームに入って以降とあるので、それまではサポートを受けていなかったのかもしれませんが、理解のある会社でないと馬術競技は続けられませんよね。
【馬術】大岩義明の年収は?
— 大岩義明/Yoshi Oiwa (@yoshiakioiwa) September 2, 2020
大岩選手の年収に関しては、色々と調べてみましたが詳細は分かりませんでした。
馬術は馬と共に行う競技でもありますし、競技活動に費用がかかるため、スポンサーの存在が選手の成績に大きく影響すると言われています。
ちなみに、ヨーロッパでの馬術は、メジャースポーツとして確立されていて人気も高く、競技への理解やサポートの体制も充実しているそうです。
そのため、ヨーロッパ選手の場合、タイトルを取ることがスポンサーや収入にも繋がって、競技に集中しやすい環境が整っています。
ですが、日本では、馬術が注目されるのはオリンピックや世界選手権、そしてアジア大会くらいなので、どうしてもヨーロッパのようにスポンサーがサポートするということがまだまだ難しいそうです。
大岩選手のこんなコメントも・・・
積極的に声をかけてサポートしてもらい、馬が足りなければオーナーになりませんかとお願いする。当然お金が関わる話になりますから、それに見合うだけの成績をしっかり残して、上位と戦える実力を証明していきたい。
出典:NPO法人 Japan Eventing
馬術では、馬自体の購入費用、維持費、それと遠征費用が掛かりますし、さらに馬の輸送費がとんでもない額になるとも言われています。
オリンピックを目指すような馬術の場合、億単位でお金がかかるとも(^^;
大岩選手の場合は、所属会社や家族、そして上記にあるように周りからのサポートを受けて、馬術を続けられていると思われます。
【馬術】大岩義明の戦績
キャレ有り難う!!
これからバートとデューク行ってきます!
もう一回君が代流すぞ~ pic.twitter.com/Oj9dAZI0x6— 大岩義明/Yoshi Oiwa (@yoshiakioiwa) September 27, 2020
大岩選手のこれまでの主な戦績です。
- 2006年 ドーハアジア大会 個人金メダル&団体銀メダル
- 2008年 北京オリンピック出場
- 2010年 広州アジア大会 個人銅メダル & 団体金メダル
- 2012年 ロンドンオリンピック出場
- 2016年 リオデジャネイロオリンピック出場
- 2017年 バドミントンホース トライアルズ8位
- 2018年 ジャカルタアジア大会 個人&団体金メダル
- 2018年 FEIトライオン世界馬術選手権 団体4位
馬術に復帰後、これだけの実績を積み上げてきました。
4大会連続出場となる大岩選手は、他の日本代表選手たちにとっても頼もしい存在となるでしょうし、アジア大会では個人・団体共にメダル獲得が出来ているので、是非ともオリンピックでもメダルに手が届いてほしいですね。
まとめ
今回は、「大岩義明の経歴や年収は?出身大学や所属先はどこ?」と題してご紹介してきました。
日本ではまだまだマイナーな部類の馬術競技ですが、オリンピックには4大会連続出場となる大岩選手。
過去のオリンピックやアジア大会、国際大会での実績を積み上げて、いよいよ東京オリンピックへと挑みます。
活躍を期待しつつ、馬術競技がもっと注目されることを願っています!
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