東京パラリンピックの水泳で、9月1日現在で既に4つのメダル(金1・銀1・銅2)を獲得している鈴木孝幸選手。
パラリンピックには、今回の東京を含め2004年のアテネ大会から5大会連続出場を果たしていますが、前回のリオ大会ではメダルの獲得が出来なかったので、今大会はかなり力も入っていると思います。
その結果が、「メダルを4つ獲得」ということに繋がっていますよね!
東京大会は、あと1種目残すのみで、是非金メダルで締め括ってもらいたいところ。
そんな鈴木選手の生い立ちやプロフィール、結婚をされているのか等気になったので、調べてみました。
そこで、今回は「鈴木孝幸は結婚している?両親や祖母など生い立ちやプロフィールも紹介!」と題して、お伝えしていきます。
鈴木孝幸のプロフィールや経歴
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まずは、鈴木選手のプロフィールや経歴をご紹介していきます。
- 名前:鈴木 孝幸(すずき たかゆき)
- 生年月日:1987年1月23日
- 年齢:34歳(2021年9月現在)
- 出身地:静岡県浜松市
- 身長:117cm
- 体重:46kg
- 所属先:ゴールドウイン
- 学歴:聖隷クリストファー高等学校→早稲田大学
- 出場クラス:S4/SM4/SB3(※SB:平泳ぎ/S:自由形・背泳ぎ・バタフライ/SM:個人メドレー)
鈴木選手の障がいは、「先天性四肢欠損」というもので、生まれつき右足の付け根から下、左足は膝下から先、右腕は肘から先がありません。
また、左手も指が3本と不自由な状態です。
ですが、子どもの頃から運動が大好きで、友達と同じことを何でもやってきたそうで、自身の講演会でも「やりたかったことは何でもチャレンジしてきた」と仰っていました。
そんな鈴木選手が水泳と出会ったのは、6歳の頃。
鈴木選手の祖母である小松洋さんが「水泳が一番自立心を養えるスポーツ」だと考え、幼稚園に入園する前から水泳を始めました。
ただ、中学校時代は吹奏楽に夢中になり、フレンチホルンに打ち込んでいたそうで、今でも帰省した際は演奏して気分転換することもあるそうです。
鈴木選手が本格的に障がい者の水泳大会に出場するようになったのは、15歳の時から。
徐々に頭角を現すと、高校3年時にはパラリンピックアテネ大会に出場し、メドレーリレーで銀メダルを獲得。
大学は早稲田大学教育学部に自己推薦制度で入学し、水泳部に所属。
そして、2008年のパラリンピック北京大会では、50m平泳ぎで見事に金メダルを獲得。
大学卒業後の2009年にはゴールドウインに入社し、スピード事業部に所属しています。
その後も2012年のパラリンピックロンドン大会で50m平泳ぎ、150m個人メドレーで銅メダルを獲得するなど活躍を見せています。
さらに、2013年には社内の留学制度を利用し、イギリスへ留学。
ノーザンブリア大学では、インターナショナルスポーツマネジメントを学びながらトレーニングに励んでいるそうです。
鈴木孝幸の両親や祖母など家族構成や生い立ち
鈴木選手のご両親ですが、自分が生んだ子供の姿にショックを受けて育児放棄をしてしまい、幼い鈴木選手置き去りにして、姿を消してしまったそうです。
そして、当時保育園の園長をしていた祖母の小松洋さんが、鈴木選手を引き取りました。
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そのため、鈴木選手のご両親が、現在どうしているのかといった情報はありませんでした。
また、ご兄弟もいらっしゃらないようです。
祖母の小松さんは、鈴木選手を「里子」として、「鈴木」という名前のままで育ててきたそうですが、「里子」として育ててきた理由は、小松さんがいなくなった後も、鈴木選手が「将来自立して生きていくことを目標とするため」だったそうです。
小松さんは、鈴木選手を育てていくために保育園の園長を辞め、小学校へ入学する時のことを考えて、自動車免許も取得しています。
障がいがあるため、学校への送迎は欠かせませんからね。
ですが、小松さんは「ずっと普通の子供と変わらずに育ててきた」と仰っていました。
それに答えるかのように、鈴木選手も障がいがあるにもかかわらず、小さい頃から負けず嫌いで、プロフィールのところでも紹介した「やりたかったことは何でもチャレンジしてきた」ということをまさに運動会でも実践。
靴を両手に履き、健常者の子供たちと一緒に様々な競技に挑戦していたそうです。
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祖母の小松さんと鈴木さんのツーショット
留学先の大学での卒業式ですね!
鈴木孝幸は結婚している?
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鈴木さんの彼女か奥さんとのツーショットかなと思いましたが、お友達でしょうか?
鈴木選手はハーフっぽい顔立ちをしているので、モテそうですよね!
拠点とされているイギリスでの一コマですが、彼女や結婚しているといった情報は現時点では分かりませんでした。
もし結婚していたとしたら、メディアの報道でも奥さんの情報が出たりするので、結婚はしていないのかもしれません。
また新しい情報が分かれば追記します。
鈴木孝幸の主な成績
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鈴木選手の主な成績です。
出場クラス:S4/SM4/SB3
※SB:平泳ぎ/S:自由形・背泳ぎ・バタフライ/SM:個人メドレー
パラリンピックの成績
2004年:アテネ大会
- 200mメドレーリレー 銀メダル
2008年:北京大会
- 50m平泳ぎ 金メダル
- 150m個人メドレー 銅メダル
2012年:ロンドン大会
- 50m平泳ぎ 銅メダル
- 150m個人メドレー 銅メダル
2021年:東京大会
- 50m平泳ぎ 銅メダル
- 100m自由形 金メダル
- 150m個人メドレー 銅メダル
- 200m自由形 銀メダル
その他の成績
2019年:世界パラ水泳選手権大会(イギリス)
- 100m自由形 2位
- 150m個人メドレー 3位 ※日本新記録
- 50m自由形 2位
- 200m自由形 2位 ※アジア新記録
- 50m平泳ぎ 2位
2019年:ジャパンパラ水泳競技大会(神奈川)
- 50m自由形 1位
- 100m自由形 1位
2021年:第37回日本パラ水泳選手権大会(静岡)
- 50m自由形 1位
- 100m自由形 1位
- 50m平泳ぎ 1位
2021年:ジャパンパラ水泳競技大会(神奈川)
- 50m自由形 1位
- 150m個人メドレー 1位
- 200m自由形 1位
まとめ
今回は、パラ水泳の鈴木孝幸選手に注目をしてみました。
これまでの生い立ちを知ると複雑な気持ちになりますが、祖母の小松さんの支えもあり、数々の素晴らしい結果も残してきました。
鈴木選手は常に前向きで向上心も素晴らしい選手です。
前回のリオではメダルなしに終わった鈴木選手ですが、今大会では既に4つものメダルを獲得しています。
今大会はあと一種目となりますが、鈴木選手の活躍に期待したいと思います!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。