北京オリンピックの女子フィギュアスケートで銀メダルに輝いたROCのアレクサンドル・トルソワ選手。
競技後にエテリ・トゥトベリーゼ・コーチに対して、ハグを拒否する様子がメディアに流れました。
その理由は一体何なのか?動画も含め、改めて調査してみました。
そこで今回は、「アレクサンドル・トルソワがコーチのハグを拒否した理由は?動画も紹介!」と題してお伝えしていきますので、最後までゆっくりとご覧くださいね!
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トルソワのコーチとハグ拒否【動画】
まずは、実際の動画をご覧ください。
— taipeifollowers (@taipeifollowers) February 17, 2022
トルソワ選手が競技終了後に泣きだしてしまいます。
そして、コーチのエトリ・トゥトベリゼ氏が、そのトルソワ選手に手を伸ばし、抱擁しようとしたところ、拒否するように離れます。
その後に何か叫んでいますが、いったい何が起こっていたのでしょうか?
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トルソワのコーチとハグ拒否の発言や真相は?
オリンピックという舞台で、4回転ジャンプを5本組み入れたフリーで自己ベストを叩き出し、「銀メダル」という結果を残したトルソワ選手ですが、なぜエテリコーチのハグを拒否する態度をとったのでしょうか。
動画を確認すると、何かに対して怒っているかのようにコーチの手を振り払って何かを叫んでいますね。何を叫んでいるのか気になりますよね?
トルソワの発言は?
色々なメディア等の情報を調べてみると、多少訳され方が微妙に違っていますが、トルソワ選手がエテリコーチの手を振り払いながら、「人生で二度とリンクに戻らない!私はこのスポーツが大嫌い!もうすべてが大嫌い!」と叫んでいたそうです。
さらに、エテリコーチが声をかけようとした際にもかなり興奮した様子で、「いやよ!あなたはすべて知っていた。あなたはすべて知っていた」と意味深な発言もしています。
これを聞くと、ワリエワ選手の問題についてのことかと思ってしまいますが、あくまでも推測に過ぎません。
また、セルゲイ・デュダコフコーチに対しても、「セレモニーには行かない! 私は参加しない」と発言していましたが、結局コーチ達に促されマスコットセレモニーには参加していました。
ですが、その際もエテリコーチを拒む様子を見せたとの報道がありました。
トルソワの真相は?
では、実際のところ、トルソワ選手が荒げた態度を取った真相はというと・・・
ロシアのメディアは、「4回転ジャンプ5本を着氷しても金メダルに手が届かなかったことに対する怒り」と伝えています。
今大会のフリーでは、4回転ジャンプを5本も入れたプログラムを披露し、大きなミスもなく着氷し、技術点も「106.16」。
これは、男子シングルの羽生結弦選手の99・62、宇野昌磨選手の96・24を上回っていましたね。ちなみに、鍵山優真選手は107.99、ネイサン・チェン選手は121.41という数値でした。
そして、結果的にフリーでは「177・13点」という得点を叩き出し、女子シングルにおける歴代2位の記録となっていました。
それだけの技術点と得点を出しながらも、「金メダルに届かなかった」ことで感情を爆発させたようですね。
北京オリンピックまでの4年間もの間、金メダルを獲得するために、多くの4回転ジャンプを獲得するために時間を費やしてきたこと、そして、それを達成すれば必ず「勝てる」と信じてやってきた結果が、「銀メダル」だった・・・さすがに、心が折れますよね。
さらに、泣いた理由については、「もうここに3週間、母と犬なしでいる」とコメントも残していて、家族や愛犬と会いたくても会えない環境の中で練習を積んできたことが、トルソワ選手にとって、どれだけ辛かったかが伺えますね。
↓トルソワ選手と愛犬のエラちゃん
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この辺りは、やはり「17歳」なんだなぁと思いますね。
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トルソワの今後は?
今回の一件で、「二度とリンクに戻らない」との発言がありましたが、感情的になっていたとはいえ、今後が気になりますよね。
↓2019年GPシリーズのスケートカナダでのエキシビジョン後の一コマ
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その今後についてもトルソワ選手自身が、会見で語っていました。
会見では、「本当に競技を辞めてしまうのか?世界選手権は?」との質問があったそうです。
それに対してトルソワ選手は、「よく考えて、今後どうするか決めようと思います」とコメントしています。
このコメントからは、まだはっきりとどうするかは迷っているようですが、4回転を5本も決める技術の高さは疑いようもなく素晴らしいものですので、またその素晴らしい演技を見せてもらいたいですね。
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トルソワのコーチとのハグ拒否にネット上の声
ここでは、ネット上の声を集めてみました!
銀メダル、トルソワ選手。エテリコーチに対し、「嫌よ!あなたはすべて知っていたでしょう!」と告げたとロシアメディアが報じました。何について『知っているのよ』と言ったのかは分からないですが、ロシアのドーピングに対する考え方を大きく変える「ペレストロイカ級の一言」だったと思います。
— 村主 章枝 Fumie Suguri (@fumiesuguri) February 18, 2022
銀のトルソワがトゥトベリゼ・コーチのハグを拒否「嫌よ!みんな知っているのよ!」…ワリエワも指導(スポーツ報知)https://t.co/AXCNTddGEW
謎が深い、闇が深い…
思わずの発言だったんだろうけど
トルソワちゃん大丈夫かな心配…
おそロシアだけに— ぱる🌷 (@BlueAugust0811) February 18, 2022
ペレストロイカ級とかいうパワーワードめちゃすこ
まぁ「知っていた」という話はドーピングじゃなくてロシア勢の中での順位のことだろうけど
村主章枝さん、トルソワの「知ってるのよ!」トゥトベリゼ・コーチ拒否発言は「ペレストロイカ級の一言」(スポーツ報知)https://t.co/Y9iV671Ae6
— える (@elle_shibafu) February 18, 2022
【「私はこのスポーツが大嫌いよ!」銀メダルの17歳トルソワが舞台裏で大荒れ号泣のワケ】同じくメダルを目指して日々努力してきたアスリートたちはこの発言にどう感じるんだろうか…いや金メダルとったにも関わらず存在がかすんでしまったシェルバコワさえもある意味、被害者かもしれない…
— やめないで,AM (@AKA_meganegun00) February 18, 2022
この件に関しては、様々な意見がありますね。
また、今回の件で、上記のTweetにもあるように、金メダルを獲得したシェルバコワ選手の存在がかなり霞んでしまったというのは残念ですよね・・・
この先、この一件がどんな展開を見せるのか注目したいと思います。
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まとめ
今回は、「アレクサンドル・トルソワがコーチのハグを拒否した理由は?動画も紹介!」と題してお伝えしてきました。
トルソワ選手が「4回転ジャンプ5本を着氷しても金メダルに手が届かなかったことに対する怒り」が真相である可能性が高そうですね。
また、エテりコーチは、徹底した体重管理や厳しい指導法で知られ、そのやり方に疑問を持つフィギュア関係者も多かったそうです。
トルソワ選手もオリンピック出場が決まってからは、家族たちともなかなか会えなかったり、色々と我慢してきたストレスもあって、一気に爆発してしまったとも言えそうですね。
ただ、あくまでも推測とした部分もありますので、ご了承ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。