中学時代には軟式で最速150㎞/hという驚異の投球を見せ、「スーパー中学生」として注目を集めていた高知高等学校の森木大智選手ですが、第103回全国高校野球高知大会の決勝で、明徳義塾に5-3で敗れ、今年2021年の甲子園にも出場することは叶いませんでした。
ですが、2021年のドラフトでも大注目されている期待の選手です。
そこで、今回は「森木大智の身長や体重は?出身中学や小学校など経歴やプロフィールを紹介!」と題して、ご紹介していきたいと思います。
森木大智のプロフィール
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- 名前:森木大智(もりき だいち)
- 生年月日:2003年4月17日
- 年齢:18歳(2021年8月現在)
- 身長:184㎝
- 体重:85㎏
- 投打:右投/右打
- ポジション:ピッチャー
- 最速:154㎞/h(軟式:150㎞/h)
- 50m:6秒2
- 遠投:115m
- 好きな食べ物:唐揚げ、みかんジュース
- 趣味:読書(愛読書は、大谷選手の「不可能を可能にする大谷翔平120の思考」)
- 座右の銘:挑戦していく
- 憧れの選手:大谷翔平選手
- 目標:大谷翔平を超える・メジャーリーガー・野球人口を増やすこと
森木選手は、プロフィールを見ても分かるように、身長が184cmで体重が85kgと非常に体格に恵まれていますね。
それでいて、50mは6秒2で走り、遠投も115mとパワーと機動力も備えた選手で、その恵まれた体格から繰り出される直球は、最速154㎞/hと素晴らしいスピードを持っています。
また、森木の選手の自室の壁には、目標にも挙げているように、
『自分の憧れの「大谷翔平」のような選手になる、いや超える、この人を超える。自分に厳しく、追い詰めて強くなる。~今以上の自分へ~』
と書かれてある紙が貼られているそうですよ。
憧れである「大谷翔平」のような選手になるのではなく、「大谷翔平」を超える選手になり、そこからさらに強くなりたいという思いがひしひしと伝わってきますね。
さらに、森木選手は「野球人口を増やしたい」ことを大きな目標として掲げています。
高知県は野球人口がすごく減ってきているので、自分たちが活躍することで子どもたちが野球をやってほしいし、高知県だけでなく野球をする子どもたちが増えてほしいです。
(中略)
高校野球を見て刺激を受けて「自分もやりたい」という風になっていけるように自分も頑張りたいです
出典:高校野球ドットコム
自分のためだけではなく、広い視野を持って野球界全体のことも考えられる森木投手の人柄の良さがよくわかりますね!
森木大智の出身中学や小学校など学歴
ここでは、森木選手の学歴を細かく見ていきます。
森木大智選手の出身小学校
森木選手の出身小学校は、高知県土佐市にある土佐市立蓮池小学校です。
森木選手が野球に興味を持ったのは、保育園の時。
同じ高知県出身の元阪神・藤川球児投手の「火の玉ストレート」に憧れていたんだそうです。
そして、小学校1年生で「蓮池ホワイトシャーク」というソフトボールチームに所属。
その後、小学校3年生から「高岡第二イーグルス」で野球を始めました。
その頃は、まだ投手ではなく捕手だったそうですが、捕手になるくらいなので、この頃から体格が良かったのかもしれませんね。
投手になったのは小学5年生の時。
ちなみに、小学校の時の公式記録での球速はなんと127km/h!
それ以外の実戦でも130㎞/hを超えていたという話もあるんですよ!
既に、高校生並みの球を投げていたということでしょうか?
森木大智選手の出身中学校
森木大智選手の出身中学は私立の中高一貫校である高知中学校です。
中学進学時には、全国の野球の強豪校やクラブチームからもたくさんの誘いがあったそうなので、それだけ注目されていたということでしょう。
まぁ、小学生で130㎞/hを超える球を投げていましたから、当然でしょう!
その数々の誘いを断って、高知中学校を選んだ理由が・・・
- 浜口佳久監督からの熱心な誘いがあったこと
- 体験練習に参加したときの練習内容
- 高知中学校の野球部の実力
- 地元であったこと
だそうですよ。
実際に野球部に入ってからですが、中学1年時に130km/h後半、中学2年時には145km/hを出していたというから驚きです!
中学3年の春には「第9回全日本少年春季軟式野球大会」で優勝し、日本一を達成!
そして、2018年8月2日の四国中学校体育大会の決勝戦で、中学生では初となる150km/hを記録!
さらに、同じ8月の「第40回全国中学校軟式野球大会」でも優勝し、史上3校目となる中学軟式野球春夏連覇を達成しました!
本当に野球の実力の凄さが伝わってきますが、成績も優秀だったそうで、高知中学校では特別進学クラスに在籍していたということです。
森木大智選手の高等学校
高校は内部進学で高知高等学校へ進学
高知高等学校は、高知県の高校では唯一、春の選抜と夏の甲子園の両方で全国制覇の経験があり、和田恋選手(楽天) 、公文克彦投手(日本ハム)、木下拓哉選手(中日)など、プロ野球選手も輩出している高校です。
高校進学時にも、森木選手の元へは全国の野球の強豪校から多く誘いがあったようです。
それでも高知高校へ進学を決めた理由は、「高知の野球を盛り上げたい」という地元を大事にする気持ちがあったからかもしれません。
また、高知中学野球部の浜口佳久監督が、高知高校でも野球部を指導することになったことも大きな理由だと思います。
やはり、強い信頼関係が築かれていたということでしょうね。
高校へ入学早々の4月には、練習試合にリリーフで登板し、3回を無失点で抑え、MAX144km/hを記録しています。
夏の大会では、準決勝高知商戦にリリーフ登板し、4回無失点5奪三振(MAX148km/h)と好投しました。
しかし、その後は右肘の怪我や夏の甲子園の中止もあり、思うような活動が出来ない日々が続きましたが、2年秋の明徳義塾との県大会決勝で、自己最速の151km/hをマークしています。
3年生となった春の高知大会決勝戦では、リリーフで自己最速152km/hを出し、続く四国大会の決勝でも、明徳義塾相手に自己最速となる154km/hをマーク。
その勢いのまま夏の甲子園へと進みたかったでしょうね。
ですが、最初にもお伝えしたように、高知大会の決勝戦で明徳義塾に敗れ、甲子園出場は叶いませんでした。
森木大智の今後は?
高知大会の決勝で敗れた後に、森木選手は以下のようなコメントを発表しています。
「プロにドラフト1位で行ってプロ1年目から活躍できるように成長していきたい。日本を代表する投手になりたい」
出典:日刊スポーツ
プロ入りを明言していますね!
プロでどんな活躍を見せてくれるか楽しみですし、大谷選手を超えるピッチャーとなるかにも注目です!
森木大智のスカウト評価は?
ちなみに、森木選手のことをプロのスカウト達はどう評価しているのでしょうか?
- 阪神スカウト:「モノが違う。1位候補のひとり。」
- 横浜スカウト:「(センバツに出場した市和歌山の)小園君が柔ならこっちは剛です。力強いイメージ。真っすぐ狙いでも真っすぐで抑えていた。力がある。」
- 巨人スカウト:「ちょっと力を入れれば150キロが出る。(中盤まで)疲れを感じさせない投球。投げる体があるし、素晴らしい」
- ヤクルトスカウト:「疲労感があっても、左打者のインコースに投げ込んでいく強さがあった」
と、それぞれ森木選手に対しての評価は高いですね!
また、野球解説者の赤星氏からも
「軟式で球速150キロ投げるというのは考えられない!」
と評価を受けていましたし、森木選手憧れの大谷翔平投手の高校入学時より上と絶賛しているそうですよ!
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まとめ
今回は「森木大智の身長や体重は?出身中学や小学校など経歴やプロフィールを紹介!」と題して、お伝えしてきました。
- 身長:184㎝
- 体重:85㎏
- 出身小学校:土佐市立蓮池小学校
- 出身中学校:高知学園 高知中学校
- 現在在学している高校:高知学園 高知高等学校
残念ながら、甲子園出場はありませんが、今秋のドラフトでは大注目される選手でしょうし、どの球団から指名を受けるのか楽しみですね!
是非とも大谷翔平選手を超える素晴らしい選手になってもらいたいと思います(^^♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました。