2021年夏の甲子園でドラフト候補として注目をされている阪上翔也選手は、兵庫県にある神戸国際大学付属高等学校の野球部に在籍しています。
投打の二刀流で活躍している選手で、投手としては最速147km/hの速球とスライダーを武器とした本格派の右腕、打者としては中軸を担い、高いアベレージと長打力も持ち合わせています。
そこで今回は「阪上翔也(神戸国際)の出身中学と小学校など経歴は?身長や体重などプロフィールも紹介!」と題して、ご紹介していきます。
阪上翔也のプロフィール
まずは、坂上選手のプロフィールから見ていきます。
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- 名前:阪上 翔也(さかうえ しょうや)
- 生年月日:2003年11月1日
- 年齢:17歳(2021年8月現在)
- 出身地:兵庫県伊丹市
- 身長:181cm
- 体重:85kg
- 投打:右投右打
- 50mタイム:6.0
- 遠投:115m
見て分かるように、身長は181cmで体重85kgとしっかりとした体格の持ち主です。
ちなみに、プロ野球選手の平均身長は180.8cm、平均体重は84.2kgとなっています。(※2019年)
そのため、入団テストでは「身長175cm以上」を基準に設けている球団もあるそうで、スカウトが高校生や大学生をチェックする場合にも、身長は一つの基準となっていると言われています。
阪上選手は、身長・体重ともにプロ選手の平均とほぼ同じ数値なので、期待できますね!
阪上翔也の出身小学校
阪上翔也選手の出身小学校は、兵庫県にある伊丹市立瑞穂小学校です。
阪上選手は、小学校1年生の時から軟式野球チームである「瑞穂チャニーズ」に所属していました。
阪上翔也の出身中学校
阪上翔也選手の出身中学校は、和歌山県にある紀の川市立打田中学校です。
中学校時代は、地元の兵庫県伊丹市から離れて、祖父の平松弘次さんが監督を務める「打田タイガース」に入団しています。
ちなみに「打田ヤングタイガース」は、全国大会にも出場する強豪の野球チームであり、OBには北海道日本ハムファイターズの西川遥輝選手がいます。
中学生3年間は、まさに野球漬けの生活だったそうですよ!
中学3年間は少年野球の指導者をしていた祖父・引次さんが暮らす和歌山県で“武者修行”した。「楽しそうだった」と移住し、引次さんが監督を務めていた打田タイガース(現打田ヤングタイガース)で野球漬けの日々を送った。祖父からもらったアドバイスは「とにかくバットを振れ」。1日30分以上をノルマに、自宅の庭や和室でバットを振り込んだ。「和歌山で過ごして、野球の能力がついていきました」。すり切れた和室の畳は、自身の基盤を固めた3年間の証し。
参考元:日刊スポーツ
また、阪上選手は、打田中学校の陸上部にも所属し、県大会では200mで2着となるなど、その足の速さも「武器」となっていて、野球にも活かされています。
阪上翔也の出身高校
阪上選手が在学している高校は、神戸国際大学高等学校です。
中学校では、祖父のいる和歌山県で野球漬けの毎日でしたが、和歌山県では甲子園を目指せる高校は限られているので、地元の兵庫県へ戻り、優勝を目指せる神戸国際大学付属高等学校を選んだそうですよ。
ちなみに、兵庫県へ戻っても自宅から通学するのではなく、野球に専念できる寮生活を選んでいます。
阪上翔也の高校での経歴
阪上選手は、神戸国際大では1年生の春からベンチ入りしていて、秋には持ち前の打撃力で正外野手としてスタメンに出場しています。
そして、2年時の「秋季兵庫県高等学校野球大会」では、投手として結果を残します。
2回戦の神戸大一戦では、リリーフとして登板して10奪三振、3回戦の社(やしろ)戦でもリリーフとして15奪三振と素晴らしい好投を見せ、勝利に貢献しました。
続く、「秋季近畿地区高等学校野球大会」でも、1回戦の近江戦で「5対2」と2失点に抑え、勝利に貢献。
準々決勝の京都国際戦は、右肘を痛めたこともあり、登板を回避し投手としてではなくセンターで出場し、4打数1安打1打点の頑張りを見せました。
チームとしては惜しくも敗れてしまい、結果としてはベスト8でしたが、選抜の権利を獲得。
そして、3年生となり春の選抜で全国デビュー!
ですが、右肘の怪我が完治せずに苦戦を強いられます。
その選抜後には、怪我の治療のため、公式戦のマウンドから離れていましたが、6月の練習試合では最速147km/hを記録し、復活!
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夏の予選の兵庫大会では、投手兼ライトとして出場し、4回戦では今大会初先発となりましたが、6回を1安打無失点で抑え、右肘完治をアピール。
結局、終わってみれば投打両面での活躍を見せ、兵庫大会で4年ぶりの優勝を飾り、甲子園への切符を勝ち取りました!
阪上翔也の進路は?ドラフト候補の可能性は?
阪上選手は、投打の二刀流で活躍している選手ですが、プロのスカウトからはどのような評価を受けているのでしょうか?
「野手or投手」のどちらで指名を受ける可能性があるのかも気になるところ。
スカウトのコメントをいくつかまとめてみました。
- 阪神タイガースの熊野スカウト:「打者として見ていたが、ピッチングも思った以上にいい。(夏の大会で)主力になればドラフトにかかる選手」
- 中日の米村明チーフスカウト:「将来的には阪神の佐藤輝に匹敵するパワーヒッターに期待している」
- ヤクルトの阿部スカウト:「ポテンシャルを持っている選手なので、投打両面で見ていきたい。投手としても良い球を投げている」
- ロッテの三家スカウト: 「足が速いし、カバリングがいい。外野に来た何げないフライに対しても、しっかりカバーしているしそういう意識が目につきました」
こうして見てみると、どちらとしても期待されているコメントが見受けられますね。
ですが、右肘の故障のことも考えると、高校通算30本塁打の打力に魅力を感じている球団も多く、外野手として指名を受ける可能性が高いかもしれません。
また、阪上選手は以前にこんなコメントをしています。
「打つ方が好きだけど、試合では役割を果たすだけ。打てなくても投手として点を取られなければいい」
出典:スポーツ報知
このコメントから推測すると、将来的には「打者として活躍をしたい」と考えているような感じですよね。
足も速く、カバリングも良いとのスカウトからのコメントもあり、走攻守三拍子そろった選手として評価を受けるかもしれません。
まとめ
今回は、「阪上翔也(神戸国際)の出身中学と小学校など経歴は?身長や体重などプロフィールも紹介!」と題して、お伝えしてきました。
今大会では、二刀流としても注目されていますが、どのような活躍を見せてくれるのか非常に楽しみな選手です。
ドラフト候補としても評価の高い選手ですので、甲子園だけでなく、将来の活躍も楽しみですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。