ソチオリンピック、平昌オリンピックのスノーボードハーフパイプで銀メダルを2大会連続で獲得した平野 歩夢(ひらの あゆむ)選手(以降「歩夢」と記載)。
2020年東京オリンピックでは、スケートボードにも挑戦しています。
様々な大会に出場し、大活躍の選手ですが、一体どんな人物なのでしょうか?
そこで今回は、歩夢選手のプロフィール、出身中学・高校・大学、家族構成、主な戦績をご紹介します!
平野歩夢選手が愛用の手ぬぐいについてはこちら↓
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平野歩夢のプロフィール
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- 名前:平野 歩夢(ひらの あゆむ)
- 生年月日:1998年11月29日
- 年齢:23歳(2022年2月現在)
- 出身:新潟県村上市
- 身長:165cm
- 体重:50kg
- 血液型:非公開
- 所属:TOKIOインカラミ
- 種目:男子スノーボード・ハーフパイプ
歩夢選手は、地元でスケートパークを営む父のもと、4歳の頃に兄の影響でスケートボードとスノーボードを始めました。
日々練習を重ね、メキメキと上達していき、小学4年時にスノーボードメーカーのバートンと契約するまでに成長。
小学4年生ですから、わずか10歳でスポンサーが付くとは凄いですよね!
それだけ、歩夢選手の将来性が期待されていたということだったのでしょう。
そして、その期待に答えるかのように国内のジュニア大会で優勝を重ね、2011・2012年には全米オープンのジュニアジャムで連覇を果たすほどの実力を付けました。
2014年のソチオリンピックでは、スノーボードのハーフパイプで銀メダルを獲得、さらにスノーボードにおける最年少のオリンピックメダリストとしてギネス記録に認定されています。
2018年平昌オリンピックでも同種目で銀メダルを獲得し、2大会連続の銀メダリストになりました。
2020年東京オリンピックではスノーボードだけでなく、新種目のスケートボード男子パークにも出場しています。
結果的に予選通過とはなりませんでしたが、日本で5人目となる夏冬五輪出場選手となっています。
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平野歩夢の出身中学や高校や大学は?
ここでは、歩夢選手の学歴や経歴を見ていきます!
出身中学校
歩夢選手の出身中学は、村上市立村上第一中学校です。
地元が新潟県村上市なので、実家から近い中学校である可能性が高いですね。
この中学校時代には、プロフィールのところでもご紹介した全米オープンのジュニアジャムでの優勝を始め、歩夢選手の存在を一躍世界のトップシーンに知らしめたエクストリームスポーツの世界最高峰であるアメリカの「Winter X GAMES」のスーパーパイプで2位となるなど、目覚ましい活躍を見せます。
ちなみに、この時に優勝したのが、ショーン・ホワイト選手です。
ショーン選手は、この時にこんなコメントをしていました。
「僕が初めてX GAMESに出たときは、ひざがガクガク震えた。今夜の平野のパフォーマンスは信じられない。ここから数年、彼が活躍するのは間違いない」
世界のトップにこれだけのことを言わせるのですから、フィジカル面だけでなく、メンタル面の強さも一目置かれていることが分かりますよね。
そして、15歳70日の中学3年生でソチオリンピックに出場するのは、雪上競技の史上最年少記録という凄いもの。
さらに、初のオリンピックで銀メダル獲得という素晴らしい結果も出しています。
ショーン・ホワイト選手についてはこちら↓
出身高校
歩夢選手の出身高校は、開志国際高等学校です。
歩夢選手はこの高校でアスリートコースに進み、学校にあるスポーツ施設でスケートボード・スノーボードの技術をさらに高めていたようです。
また、海外研修も実施されることがあったらしく、海外の選手の練習などを積極的に体感していたのだと思われます。
歩夢選手のスノーボード・スケートボード技術の高さや、世界の舞台での活躍は高校生の頃の経験も生かされているのかもしれませんね。
それを裏付けるかのように、高校時代は、2015年の欧州オープンで2位、全米オープンで3位等の成績を残し、2014-2015シーズンから新設されたワールドスノーボードツアープロシリーズで男子ハーフパイプ部門でシーズン王者となるなど活躍は続きます。
さらに、2016年のLAAXオープンやその後の「 Winter X Games」でも初優勝するなど、世界の舞台での活躍が目立っていました。
出身大学
歩夢選手の出身大学は、日本大学スポーツ科学部です。
この学部では、世界レベルのスポーツ選手を育成するためのカリキュラムが用意されていて、未来のアスリートだけでなく指導者としての教育を受けることもできるそうです。
歩夢選手は当時、大学に通いながらスノーボードをするのは難しいだろうと考えていたようですが、日本大学ならば、スノーボードに集中できる環境を用意してくれると考え、進学したようです。
そして、この大学時代の活躍も目覚ましく、大学2年時の2018年に開催された「X Games ASPEN」では、史上初となる連続縦2回転+横4回転を決めて見事に金メダルを獲得。
その後の平昌オリンピックでも同じ技を決めて、ショーン・ホワイト選手に次ぐ銀メダルとなっています。
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平野歩夢の両親や兄弟など家族構成は?
歩夢選手の家族構成は、父(英功さん)・母(富美子さん)・長男(英樹さん)・あゆむ選手・三男(海祝さん)の5人家族です。
平野歩夢の両親
父親の英功さんはなんと、日本スケートボーディング連盟副理事を務め、新潟県にある「日本海スケートパーク」を運営していた人なんだそうです。
もともとサーフィンのプロを目指していて、22歳の頃に準公務員を辞めてサーファーショップを経営。
その後、新潟県にスケートボードパークを作ったり、居酒屋を経営していたりと、様々なことをしていたそうですよ。
経営されている居酒屋はこちら↓
現在、日本海スケートパークは、建物の老朽化が進んだためリニューアルし、村上市スケートパークが新しく作られています。
母親の富美子さんは、英功さんの設立したスケートパークでサーフィンのスクールを担当していました。
ちなみに歩夢選手の名前は、「夢に向かって一歩一歩、歩んでいってほしい」という思いを込めて、富美子さんが考えたそうです。
平野歩夢の兄弟
長男の英樹さんと三男の海祝さんもスノーボード・スケートボードをやっていて、2人ともオリンピック出場を志すほどの実力者です。
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平野 英樹(ひらの えいじゅ)
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英樹さんは、1995年7月23日生まれの26歳(2022年2月現在)で、現在は村上市スケートパークでインストラクターをしています。
2011年のバートンUS OPENで初出場にして7位入賞や、2015年のレボリューションツアーで優勝の経験もあります。
ご結婚もされていて、昨年の4月にはお子さんも誕生しています。
平野 海祝(ひらの かいしゅう)
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海祝さんは、2002年10月14日生まれの19歳(2022年2月現在)で、日本大学のスポーツ科学部に通っていてます。
2020年1月に行われた「ローザンヌユースオリンピック2020」では、日本代表としてスノーボード男子ハーフパイプに出場し、銀メダルを獲得するほどの実力者です。
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そして、兄の歩夢選手とともに北京オリンピック2022にも出場します!
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平野歩夢の主な戦績
歩夢選手は、数えきれないほどの偉業を成し遂げていますが、その中でも特に印象的な戦績をご紹介します。
2013年:Xgames アスペン(スーパーパイプ)
2013年にアスペンで開催された、XGamesのスーパーパイプです。
エアの高さと完璧なトリックが評価され、準優勝を飾りました。
さらに、14歳という若さで成し遂げたことにより、世界的にも知名度を上げました。
歩夢選手の凄さを世界に知らしめた大会となっています。
2014年:ソチオリンピック(ハーフパイプ)
2014年に開催された、ソチオリンピックのハーフパイプです。
世界中の人々が注目する大会で、歩夢選手は銀メダルを獲得しました。
他にも、冬季オリンピックにおいて日本人史上最年少の15歳74日を記録したこと、スノーボード競技で日本人史上初のメダル獲得をしたことでも話題となりました。
様々な偉業を成し遂げ、歩夢選手を有名にした大会です。
2018年:平昌オリンピック(ハーフパイプ)
2018年に開催された、平昌オリンピックのハーフパイプです。
高得点をマークして1位になれるかと思われましたが、アメリカのショーン・ホワイトに逆転され、銀メダルを獲得したという惜しい大会でした。
しかし、ソチオリンピックと合わせて冬季五輪で2大会連続銀メダルを獲得したことが話題となりました。
2021年:東京オリンピック(スケートボード)
2021年に開催された、東京オリンピックです。
今大会では、歩夢選手はスケートボードに出場しました。
スケートボードは、歩夢選手にとってスノーボードと同じくらいやってきたスポーツだそうで、東京オリンピックの正式種目になった時には挑戦してみようと考えていたそうです。
しかし当日、1本目と3本目で転倒してしまい、得点が伸びずに予選敗退しています。
予選は通過できませんでしたが、貴重な経験ができたと振り返っていました。
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まとめ
今回は、平野歩夢選手のプロフィール、出身中学・高校・大学、家族構成、主な戦績をご紹介しました。
スノーボードとスケートボードで活躍中の歩夢選手。
2022年の北京オリンピックで、悲願の金メダルなるか大注目です!